
「ワイモバイルにギガ使い放題プランはないの?」という疑問をお持ちではありませんか?
実は、完全な無制限プランはないものの、ワイモバイルの新料金プラン「シンプル2」シリーズは、上手に活用すれば実質的な使い放題環境を作り出せるんです。特にシンプルM/Lプランは、データ容量を使い切った後も最大1Mbpsで通信できるため、日常的な使用には十分な速度を維持できます。
さらに、家族割や60歳以上のシニア割などの各種割引サービスを組み合わせれば、月額料金を大幅に抑えることも可能。ワイモバイル プランの中でも、あなたの使い方に最適なものをワイモバイル 料金シミュレーションで見つけることができます。
この記事では、ワイモバイルを無制限に近い使い方をするためのコツから、データ使用量の管理方法、他社との違いまで徹底的に解説していきます。
この記事のポイント
- ワイモバイルの料金プランが実質的にどれだけ「無制限」に近づけられるか
- 速度制限後の1Mbpsでどのようなことが実際にできるのか
- 各種割引サービスを組み合わせて月額料金を最大限抑える方法
- 60歳以上のユーザーがワイモバイルを最安値で利用するための特典内容
ワイモバイルの無制限プランの料金は?徹底解説

ワイモバイルに完全無制限プランはありませんが、条件付きで実質的な使い放題環境を作ることは可能です。シンプル2 M/Lプランの特徴や活用法を知れば、最大1Mbpsの速度制限を上手に活かした運用ができます。ここからは、各プラン内容や具体的な活用方法について詳しく解説していきます。
- ワイモバイルのプラン種類とデータ容量について
- ワイモバイルの新料金プランが持つ特徴と基本料金の内訳
- ワイモバイルのシンプルMが実質無制限として使える理由と活用法
- ワイモバイルでギガ使い放題を条件付きで利用する具体的な方法
- ワイモバイルの料金シミュレーションで自分に合ったプランを見つけるコツ
- マイワイモバイルでできるデータ管理と追加購入の手順
ワイモバイルのプラン種類とデータ容量について

ワイモバイルには現在「シンプル2」という料金プランが提供されており、S・M・Lの3種類から選べます。データ容量と月額料金は大きく異なるので、自分の使い方に合ったプランを選ぶことが重要です。各プランのデータ容量と特徴を詳しく見てみましょう。
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) | 割引適用後の料金 | 速度制限時の最大速度 |
---|---|---|---|---|
シンプル2 S | 4GB | 2,365円 | 1,078円 | 300kbps |
シンプル2 M | 20GB(キャンペーン適用で30GB) | 4,015円 | 2,178円 | 1Mbps |
シンプル2 L | 30GB(キャンペーン適用で35GB) | 5,115円 | 3,278円 | 1Mbps |
特に注目したいのは、シンプル2 Mプランです。現在キャンペーン中で、20GBから30GBに増量されており、お得感が半端ありません。ただし、すべてのプランには注意点があります。データ容量を使い切ると速度制限がかかりますが、その制限は2段階に分かれています。
ワイモバイルの2段階速度制限
例えば、シンプル2 Lの場合の速度制限は以下の通りです
- 1段階目:データ容量(30GB)使い切り後 → 最大1Mbpsに制限
- 2段階目:さらに規定容量の半分(15GB)使用後 → 最大128kbpsに制限
この2段階目の制限は厳しく、128kbpsではほとんど何もできない状態になります。LINEのテキストメッセージ程度しか快適に使えないと思っておきましょう。そのため、1段階目の制限内で収めることが重要なポイントです。
もし月のデータ使用量が少ない場合は、シンプル2 M/Lでは「低利用割引」が適用され、シンプル2 Mなら1,100円、シンプル2 Lなら2,200円の割引が自動で適用されるのも嬉しいポイントです。
ワイモバイルの新料金プランが持つ特徴と基本料金の内訳

ワイモバイルの新料金プラン「シンプル2」シリーズは、2023年10月から始まったプランで、旧プランと比較していくつかの大きな変更点があります。基本料金(先述したもの)は一見高くなっていますが、データ容量が大幅に増えたため、実質的には料金が安くなっているんです。
シンプル2プランの主な特徴は以下の通りです。
シンプル2プランの特徴
- データ使用量が少ない月は自動で料金割引される
- 使い切れなかったデータ容量は翌月に繰り越せる
- 全プラン5G通信に対応
- テザリングが追加料金なしで利用可能
- シェアプランで複数端末でのデータ共有が可能
月額基本料金だけを見ると高く感じるかもしれませんが、各種割引サービスを適用することで大幅に安くなります。私自身も最初は「高いな」と思いましたが、割引を全部適用したら予想以上にお得になりました。
割引サービス | 割引額(税込) | 条件 |
---|---|---|
おうち割光セット(A) | シンプル2 S:1,100円 シンプル2 M/L:1,650円 | ソフトバンク光・ソフトバンクAirとのセット契約 |
家族割引サービス | 1,100円 | 家族で複数回線契約(2回線目以降に適用) |
PayPayカード割 | 187円 | PayPayカード・PayPayカードゴールドでの支払い |
基本料金と割引を合わせて、実質的な月額料金を計算してみましょう。例えば、シンプル2 Mをおうち割光セットとPayPayカード割を適用した場合
4,015円(基本料金) - 1,650円(おうち割) - 187円(PayPayカード割) = 2,178円(実質月額)
これだけ安くなれば、30GBものデータ容量が使えて月額2,178円は非常にコスパが良いと言えるでしょう。ただ、注意点としては、おうち割光セットと家族割引サービスは併用できないので、どちらを適用するかは家族構成や利用環境によって選ぶ必要があります。一人暮らしならおうち割、家族で複数回線持つなら家族割が有利なケースが多いですね。
ワイモバイルのシンプルMが実質無制限として使える理由と活用法

ワイモバイルのシンプル2 Mプランが「実質無制限」として使える最大の理由は、データ容量を使い切った後の速度制限が最大1Mbpsという点にあります。これは他の格安SIMと比べてもかなり速い部類に入ります。多くの格安SIMは128kbpsや200kbpsといった速度制限をかけますが、1Mbpsならかなり実用的なんです。
1Mbpsでできること
- Webサイトの閲覧(少し遅く感じる程度)
- SNS(Twitter、Instagram、Facebookなど)の利用
- LINEなどのメッセージアプリの利用(音声通話・ビデオ通話も可能)
- YouTubeなどの動画視聴(360p~480pの画質なら快適)
- 音楽ストリーミング(Spotify、Apple Musicなど)
- 地図アプリ(高速走行中でも問題なし)
1Mbpsでは厳しいこと
- 高画質(720p以上)での動画視聴
- 大容量ファイルのダウンロード
- オンラインゲーム(特にFPSなど)
- アプリの新規インストールや更新(特に大型ゲーム)
実際、私が毎月のデータ容量を使い切ってしまった後も、日常的なスマホ利用ならほとんどストレスを感じることなく使えています。特にYouTubeが480pで見られるのは大きなポイントで、通勤電車の中でも動画を楽しめます。ただ、高画質にこだわりたい方や、オンラインゲームをよくする方には物足りないかもしれません。
シンプル2 Mを実質無制限として活用するコツは、「2段階目の速度制限にならないようにする」ことです。シンプル2 Mの場合、データ容量30GBを使い切った後に、さらに15GB(合計45GB)使うと、128kbpsという使い物にならない速度になってしまいます。1段階目の速度制限(1Mbps)内で収めるように注意しましょう。
それから、Wi-Fiが使える環境では積極的にWi-Fiに接続すれば、モバイルデータ通信量を節約できます。家やカフェなどではWi-Fiを使い、外出先では気にせず使う、というメリハリをつけた使い方がおすすめです。
ワイモバイルでギガ使い放題を条件付きで利用する具体的な方法

ワイモバイルには完全なギガ使い放題プランはありませんが、いくつかの方法を組み合わせることで、実質的にデータ容量を気にせず使うことができます。ここでは私が実践している、条件付きでギガ使い放題を実現する方法を紹介します。
条件付きギガ使い放題を実現する3つの方法
- 大容量プラン(シンプル2 M/L)+速度制限の活用
- データ増量オプションの利用
- データの繰り越し機能の活用
まず最も効果的なのが、シンプル2 MまたはLプランを契約し、速度制限時の1Mbpsを活用する方法です。前述の通り、1Mbpsならほとんどの日常利用には十分な速度です。月の後半にデータを使い切っても、速度制限下でそのまま使い続けることができます。
次に、データ増量オプションの活用です。これは月額550円(税込)でデータ容量を追加できるサービスです。
プラン | 追加データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
シンプル2 S | 2GB | 550円 |
シンプル2 M | 5GB | 550円 |
シンプル2 L | 5GB | 550円 |
特に注目したいのが、初めてデータ増量オプションに加入する場合、6ヶ月間無料でデータ増量オプションが利用できるキャンペーンです。これを利用すれば、実質的にシンプル2 Mは35GB、シンプル2 Lは40GBまで使えることになります。
さらに、ワイモバイルの大きな特徴として「データ繰り越し」機能があります。使い切れなかったデータ容量は翌月に繰り越すことができるので、毎月の使用量に波がある方でも無駄なく使えます。
データ繰り越しの仕組み
- 余ったデータ容量は翌月まで繰り越し可能
- 繰り越せる上限は契約プランのデータ容量まで
- 繰り越したデータ容量の有効期限は翌月末まで
- データ消費順序:①前月からの繰り越し分→②当月のデータ容量→③データ増量オプション分
データ消費の順序も重要です。まず繰り越し分から消費されるので、うまく活用すれば月40GB以上使うことも可能です。例えば、シンプル2 M(30GB)+データ増量オプション(5GB)で35GBのうち10GBを翌月に繰り越した場合、翌月は10GB+35GB=45GBが使えることになります。
ただし、注意点もあります。データ容量を使い切った後の速度制限時に、さらにデータを使い続けると2段階目の速度制限(128kbps)になってしまいます。128kbpsではほとんど使い物にならないので、1段階目の速度制限内で収めることを意識しましょう。
また、急にデータ容量が必要になった場合は、「通常速度に戻す」オプションがあります。500MBごとに550円かかりますが、急な出張や旅行など、一時的に大量のデータが必要な場合には有効な選択肢です。
ワイモバイルの料金シミュレーションで自分に合ったプランを見つける

ワイモバイルの料金プランを選ぶ際、自分の使い方に合ったプランを見つけることが重要です。適切なプランを選ぶことで、無駄な支出を抑えながら必要十分なデータ容量を確保できます。ここでは、料金シミュレーションを活用して最適なプランを見つけるコツをご紹介します。
料金シミュレーションの基本ステップ
- 現在の月間データ使用量を確認する
- 通話時間の平均を把握する
- 適用可能な割引サービスを確認する
- 各プランでの総額を計算・比較する
まず最初に行うべきは、自分が毎月どれくらいのデータ量を使っているかを確認することです。現在使っているキャリアのマイページや設定アプリで確認できます。iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」、Androidなら「設定」→「接続」→「データ使用量」などから確認可能です。
私の場合、月に15〜20GB程度使うことが多かったので、シンプル2 M(30GB)を選びました。余裕を持たせることで、急にデータをたくさん使う月があっても安心です。
次に通話時間の確認です。通話をよくする方は、通話オプションの検討も必要です。
通話オプション | 月額料金(税込) | 特徴 | おすすめの人 |
---|---|---|---|
だれとでも定額+ | 880円 | 1回10分以内の国内通話無料 | 短時間の通話が多い人 |
スーパーだれとでも定額+ | 1,980円 | 国内通話無料 | 長時間の通話が多い人 |
また、60歳以上の方は「スーパーだれとでも定額+」が月額880円で利用できる特典があります。1,100円もお得になるので、60歳以上の方は積極的に活用すべきでしょう。
料金シミュレーションでは、適用可能な割引も必ず考慮しましょう。特に「おうち割光セット」は最大1,650円も割引されるので大きいです。ソフトバンク光やソフトバンクAirを契約している方、または契約を検討している方は併せて検討すると良いでしょう。
プラン選びのポイント
- データ使用量が3GB以下:シンプル2 Sがおすすめ
- データ使用量が4〜25GB:シンプル2 Mがコスパ最高
- データ使用量が25GB以上:シンプル2 Lを検討
- 動画をよく見る、ギガを気にせず使いたい:シンプル2 M/L(速度制限時も1Mbps)
- テキストメインの利用:シンプル2 S(速度制限時も300kbps)
ワイモバイルの公式サイトには料金シミュレーターがあり、簡単に月額料金を試算できます。自分の使い方に合わせて各プランを比較してみることをおすすめします。迷ったら少し大きめのプランを選ぶというのも一つの選択肢です。データが余れば翌月に繰り越せますし、逆にデータ不足で速度制限になると不便を感じることもあります。
最後に、他社からの乗り換えを検討している場合は、解約金やMNP手数料も考慮しましょう。ただ、最近は多くのキャリアで解約金が撤廃されていますし、ワイモバイルではキャンペーンでMNP手数料が無料になることもあります。トータルでのコストパフォーマンスを考えることが大切です。
マイワイモバイルでできるデータ管理と追加購入の手順

ワイモバイルを使いこなすには、「マイワイモバイル」でのデータ管理がとても重要です。マイワイモバイルとは、ワイモバイルのオンラインサービスで、データ残量の確認や追加購入などができるウェブサイトです。私も毎月活用していますが、これを使いこなすことで無駄な出費を防ぎ、効率的にデータを管理できます。
マイワイモバイルでできること
- データ残量の確認
- データ追加購入
- 契約内容の確認・変更
- 料金の確認
- 通信速度の制限状況確認
- 通常速度に戻す申し込み
マイワイモバイルへのログイン方法は簡単です。ソフトバンクIDとパスワードを用意して、ワイモバイルの公式サイトからアクセスできます。スマホからも簡単にアクセスできるので、外出先でも手軽に確認できるのが便利です。
データ残量の確認は、マイワイモバイルのトップページですぐに確認できます。毎月の使用状況を定期的にチェックする習慣をつけると、データ使用量の傾向がわかり、プラン選びの参考になります。私は毎月20日頃にチェックして、残りのデータ量に応じて使い方を調整しています。
データ容量を使い切って速度制限がかかった場合、マイワイモバイルから「通常速度に戻す」手続きができます。手順は以下の通りです。
通常速度に戻す手順
- マイワイモバイルにログイン
- 「高速データ通信」または「通常速度に戻す申込」をタップ
- 追加するデータ容量を選択(500MBごとに550円)
- 内容を確認して申し込み完了
申し込み後、すぐに通常速度に戻るので急ぎの場合も安心です。ただし、頻繁にデータを追加すると思わぬ出費になるので注意が必要です。また、データ追加の必要性を減らすために「快適モード」と「制限モード」という設定も重要です。マイワイモバイルの「快適モード設定」から変更できます。
モード | 特徴 |
---|---|
快適モード | データを使い切ると自動でデータチャージされる チャージ回数は1~14回まで設定可能 |
制限モード | データを使い切ると速度制限がかかる 追加料金は発生しない |
私のおすすめは「制限モード」にしておき、本当に必要な時だけ手動でデータを追加する方法です。これなら予期せぬ請求を避けられますし、速度制限時も1Mbpsなら多くの場面で対応できます。
ワイモバイルのデータ管理で覚えておきたいもう一つのポイントは、データの有効期限です。追加購入したデータは当月末まで有効で、使い切れなかった分は翌月に繰り越されます。しかし、繰り越せるデータ量には上限があるため、月末にデータが大量に余っている場合は、積極的に使って無駄にしないようにしましょう。
マイワイモバイルでは、これらのデータ管理だけでなく、料金プランの変更や各種オプションの申し込み・解約もできます。自分の使い方に合わせて柔軟に契約内容を調整できるのも、ワイモバイルの大きな魅力の一つです。
ワイモバイルに無制限プランはないが料金はお得にできる!各種テクニック

ワイモバイルには完全無制限プランはありませんが、知っておくべきお得なポイントがたくさんあります。データ容量を賢く使いこなすテクニック、他社プランとの違い、速度制限後の実用性、そして各種割引サービスの活用法まで。これからご紹介する内容を押さえれば、実質的に無制限に近い環境を格安で実現できます。
- ワイモバイルの各プランの通信量を最大限に活用するためのテクニック
- 速度制限時の1Mbpsで実際にできることと使用感について
- ワイモバイルの料金は60歳以上にどのような特典や割引があるのか
- ワイモバイルの各種割引サービスで月額料金を効果的に下げる方法
- ワイモバイルの新料金プランと他社無制限プランとの違いを比較
ワイモバイルの通信量プランを最大限に活用するためのテクニック

ワイモバイルの通信量プランを最大限に活用するには、データ使用量の管理と速度制限後の効率的な利用が鍵です。賢い使い方でより多くのデータを無駄なく使い、かつ追加料金を抑えることができます。
重要なのは、先程もお話した「データ繰り越し」システムです。使い切れなかったデータ容量は翌月に自動的に繰り越されます。これを戦略的に利用することで、実質的なデータ容量を増やせるんです。例えば、シンプル2 M(30GB)で10GBしか使わなかった場合、翌月は40GBが使用可能になります。
データ繰り越しの上手な使い方
- 使用順序を理解する:繰り越し分→当月分→追加オプション分の順
- 繰り越し可能な上限を確認:契約プランと同量まで
- 繰り越し有効期限:翌月末まで(翌々月には繰り越せない)
- データ使用の波を把握:使用量の少ない月の後に大量使用する計画を
次に、「データ増量オプション」の活用も重要です。月額550円で、シンプル2 Sなら2GB、シンプル2 M/Lなら5GBが追加されます。初めて申し込む場合は6ヶ月間無料というキャンペーンも実施されているので、実質的に半年間は基本料金のままで容量アップが可能です!
プラン | 基本データ容量 | データ増量後 | 実質月額(割引適用後) |
---|---|---|---|
シンプル2 S | 4GB | 6GB | 1,078円+550円=1,628円 |
シンプル2 M | 30GB | 35GB | 2,178円+550円=2,728円 |
シンプル2 L | 35GB | 40GB | 3,278円+550円=3,828円 |
また、データを節約するコツも押さえておきましょう。Wi-Fiを積極的に利用することはもちろん、アプリごとのバックグラウンド通信を制限したり、動画の画質を下げたりすることで、かなりのデータ量を節約できます。実体験として、YouTubeの画質を480pに落とすだけで、消費データ量は半分以下になることもあります。
データ節約のテクニック
- Wi-Fiの積極利用:自宅やカフェなど利用可能な場所では必ずON
- バックグラウンド通信の制限:不要なアプリの自動更新をOFF
- 動画・音楽アプリのデータセーバー機能活用
- 写真や動画の自動アップロードはWi-Fi接続時のみに設定
- 大容量アプリのダウンロードはWi-Fi環境で
さらに、何度もお話している「2段階制限」の理解も重要です。ワイモバイルの速度制限は2段階あり、第1段階では最大1Mbps(シンプル2 M/L)または300kbps(シンプル2 S)と比較的使える速度ですが、さらにデータを消費すると最大128kbpsという実用的でない速度になってしまいます。
私もワイモバイルを使っていますが、月末にデータを使い切っても1Mbpsならほとんどの日常利用はストレスなくこなせます。動画も標準画質なら視聴可能ですし、SNSもテキスト主体なら快適です。これを理解して活用すれば、実質無制限に近い使い方ができるんです。ただし、高画質動画やオンラインゲームなど、高速通信が必要な用途には向いていないので注意が必要です。
速度制限時の1Mbpsで実際にできることと使用感について

ワイモバイルのシンプル2 M/Lプランでデータ容量を使い切ると、最大1Mbpsの速度制限がかかります。先程も1Mbpsで実際にできることについて簡単にお話しましたが、ここではさらに詳しく解説します。
結論から言うと、1Mbpsの通信速度では日常的なスマホ利用のほとんどが可能です。特にテキストベースのウェブサイト閲覧やSNS、メッセージアプリはほぼストレスなく使えます。私自身、月末によくデータを使い切ってしまいますが、1Mbpsの速度制限下でも不便さをあまり感じません。
1Mbpsでできること・できないこと
アプリ・用途 | 使用感 | 詳細 |
---|---|---|
ウェブブラウジング | ◎ほぼ問題なし | テキスト中心のサイトはサクサク、画像の多いサイトは少し遅い |
SNS(Twitter、Instagram等) | ○問題なし | 画像読み込みに少し時間がかかる程度 |
LINE・メッセージアプリ | ◎快適 | テキスト、スタンプ、通話もOK、ビデオ通話も可能 |
YouTube(360p) | ○問題なし | 少し読み込みに時間がかかるが視聴可能 |
YouTube(480p) | △やや厳しい | 時々バッファリングが発生する場合も |
音楽ストリーミング | ○問題なし | 標準音質なら快適に再生可能 |
地図アプリ | ○問題なし | ナビゲーションでも実用レベル |
高画質動画(720p以上) | ×厳しい | 頻繁なバッファリングで実用的でない |
オンラインゲーム | ×厳しい | FPSなど反応速度が求められるゲームは不可 |
大容量ファイルのダウンロード | ×厳しい | 時間がかかりすぎる |
特に注目したいのはYouTubeなどの動画サービスが視聴可能という点です。360pの低画質モードであれば、数秒の初期バッファリング後は比較的スムーズに視聴できます。スマホの小さな画面で見る分には、この画質でも十分楽しめるレベルです。ただし、480p以上の画質設定では頻繁に読み込みが発生して快適とは言えません。
音楽ストリーミングサービスも、標準音質設定なら問題なく利用できます。Spotifyなら「データセーバー」モードや「標準」音質設定で快適に音楽を楽しめます。ただし、高音質モードでは途切れる可能性があるので注意が必要です。
LINEなどのメッセージアプリも通常通り使えます。テキストメッセージはもちろん、スタンプ送信や音声通話も問題ありません。ビデオ通話も可能ですが、画質は落ちるかもしれません。
1Mbpsでは厳しい用途
- 高画質(720p以上)での動画視聴:頻繁なバッファリングが発生
- オンラインゲーム:特にFPSなど反応速度が重要なゲームは厳しい
- 大容量ファイルのダウンロード:10MB以上のファイルは時間がかかりすぎる
- テザリングでのPC利用:複数のタブを開くなどの操作では快適さに欠ける
- アプリのインストールやアップデート:サイズの大きいアプリは時間がかかる
実際に1Mbpsで通信している感覚を例えると、「2000年代後半のADSL回線を使っているような感じ」と言えるでしょう。決して高速ではありませんが、基本的な利用なら困らないレベルです。「遅いけど使える」というのが正直な感想です。
ただし、注意点として、ワイモバイルの速度制限には2段階あります。1段階目の1Mbpsはある程度使えますが、さらにデータを使い続けると2段階目の最大128kbpsに制限されます。この速度ではほとんどのアプリが実用的に使えなくなるので、1Mbpsの状態をキープすることが重要です。
また、実際の速度は場所や時間帯、電波状況によって変動します。混雑時には1Mbpsよりも遅くなることもあるため、重要な用事がある場合は高速通信時に済ませておくことをおすすめします。
ワイモバイルの料金は60歳以上にどのような特典や割引があるのか

ワイモバイルは60歳以上のユーザーに特化した魅力的な特典や割引を提供しています。年齢を重ねた方でもスマホを手軽に使えるよう、料金面でのサポートが充実しているのです。
最も大きな特典は、「スーパーだれとでも定額+」が60歳以上なら月額880円で利用できる点です。通常、このオプションは月額1,980円なので、1,100円もお得になります。これは非常に大きな割引で、電話をよく使う方には見逃せないメリットです。
通話オプション | 通常料金 | 60歳以上の料金 | 割引額 | 内容 |
---|---|---|---|---|
スーパーだれとでも定額+ | 1,980円 | 880円 | 1,100円 | 国内通話かけ放題 |
だれとでも定額+ | 880円 | 880円 | 0円 | 1回10分以内の国内通話無料 |
この特典を利用するには、契約時に60歳以上であることを証明する必要があります。具体的には、運転免許証や健康保険証などの年齢確認ができる書類が必要です。オンラインではなく、ワイモバイルショップでの手続きがスムーズでしょう。
さらに、60歳以上の方に向けた「はじめてスマホ割」も魅力的です。これは、フィーチャーフォン(ガラケー)からの乗り換え、または新規契約の場合に適用される割引で、シンプル2 Sプランが6ヶ月間月額1,078円から更に1,000円引きの78円で利用できるというものです。
60歳以上の方におすすめのプラン構成
- シンプル2 S(4GB)+スーパーだれとでも定額+:1,958円
- シンプル2 M(30GB)+スーパーだれとでも定額+:3,058円
- はじめてスマホ割適用の場合:さらに6ヶ月間1,000円割引
- おうち割光セット(A)適用で:さらに1,100円~1,650円割引
- PayPayカード割適用で:さらに187円割引
実例として、60歳の父がフィーチャーフォンからワイモバイルに乗り換えた際の体験を紹介します。シンプル2 Sプランに「スーパーだれとでも定額+」を付け、「はじめてスマホ割」と「おうち割光セット」も適用したところ、最初の6ヶ月間はわずか月額78円という驚きの料金でした! 7ヶ月目以降も月額1,078円と非常にリーズナブルです。
また、60歳以上の方には「シニアスマホ教室」なども定期的に開催されており、料金面だけでなくサポート面でも充実しています。スマホの基本操作からLINEの使い方、インターネット検索など、実用的なスキルを学べる場が提供されています。
ただし、注意点もあります。「はじめてスマホ割」はキャンペーン内容であるため、予告なく終了する可能性があります。また、「スーパーだれとでも定額+」の60歳以上割引は、契約者本人が60歳以上である必要があり、家族名義での契約では適用されません。さらに、一部の通話(ナビダイヤルや国際電話など)はかけ放題の対象外となる点も把握しておくとよいでしょう。
この60歳以上向けの特典は、他社の格安SIMにはない魅力的なポイントです。特に電話をよく使う年配の方には、ワイモバイルが最もコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。ご家族に60歳以上の方がいらっしゃる場合は、ぜひ検討してみてください。
ワイモバイルの各種割引サービスで月額料金を効果的に下げる方法

ワイモバイルの魅力の一つは、複数の割引サービスを組み合わせることで、大幅に月額料金を下げられる点です。実質的な無制限プランを最安値で利用するための割引サービスについて詳しく解説します。
一番大きな割引となるのが「おうち割光セット(A)」です。ソフトバンク光またはソフトバンクAirとのセット契約で、最大1,650円もの割引が適用されます。私も利用していますが、この割引だけでもかなりお得に感じます。特にデータ容量が多いプランほど割引額も大きくなるため、シンプル2 M/Lプランと相性抜群です。
割引サービス | 割引額(税込) | 適用条件 | 注意点 |
---|---|---|---|
おうち割光セット(A) | シンプル2 S:1,100円 シンプル2 M/L:1,650円 | ソフトバンク光・ソフトバンクAirとのセット契約 | 家族割引と併用不可 |
家族割引サービス | 1,100円 | 家族で複数回線契約 (2回線目以降に適用) | おうち割光セットと併用不可 最大9回線まで |
PayPayカード割 | 187円 | PayPayカード・PayPayカードゴールドでの支払い | クレジットカード払いが条件 |
「家族割引サービス」も見逃せない割引です。2回線目以降の契約で1回線あたり1,100円割引され、最大9回線まで適用可能です。例えば、4人家族で全員がワイモバイルを使えば、3人分が割引され、月額3,300円もお得になります。ただし、「おうち割光セット」とは併用できないため、どちらがお得か計算する必要があります。
さらに、「PayPayカード割」も活用すべき割引です。PayPayカードまたはPayPayカードゴールドで料金を支払うと、月額187円が割引されます。年会費無料のカードなので、作っておいて損はありません。さらに、PayPayカードを使うとポイントも貯まるため、二重のメリットがあります。
割引の組み合わせパターン
- パターン1:おうち割光セット(A) + PayPayカード割
- パターン2:家族割引サービス + PayPayカード割
- パターン3:60歳以上割引 + おうち割光セット(A) + PayPayカード割
- パターン4:はじめてスマホ割 + 家族割引サービス + PayPayカード割
実際にシンプル2 Mプラン(30GB)を例に計算してみましょう。基本料金は4,015円ですが、おうち割光セット(A)で1,650円、PayPayカード割で187円引かれると、実質月額2,178円で利用できます。この料金でデータ容量30GBと速度制限後も1Mbpsという条件は、他社の格安SIMと比較してもかなり魅力的です。
また、家族での契約を検討する場合は、どの割引の組み合わせが最もお得になるか計算してみる価値があります。例えば、4人家族でワイモバイルを使う場合、おうち割光セット(A)を全員に適用すると6,600円の割引、家族割引サービスでは3,300円の割引となるため、おうち割光セット(A)の方がお得です。
さらに、プランによる「低利用割引」も見逃せません。シンプル2 MとLには、月のデータ使用量が1GB以下だった場合に自動で割引が適用される仕組みがあります。シンプル2 Mなら1,100円、シンプル2 Lなら2,200円割引されるため、データをあまり使わない月があっても無駄な出費を抑えられます。
一時的なキャンペーンも活用すべきポイントです。新規契約や他社からの乗り換え時には、しばしば「PayPayポイント還元」や「新端末割引」などのキャンペーンが実施されています。例えば、現在実施されている10周年キャンペーンでは、最大20,000円相当のPayPayポイントがもらえるなど、初期費用を大幅に抑えられるチャンスがあります。
割引適用時の月額料金例(シンプル2 M/30GB)
- 基本月額料金:4,015円
- おうち割光セット(A)適用:▲1,650円
- PayPayカード割適用:▲187円
- 実質月額料金:2,178円
- 低利用割引適用時(1GB以下):1,078円
割引を最大限活用するためのコツとしては、申し込み前にしっかりと各種割引の適用条件を確認することです。特に「おうち割光セット(A)」を適用するには、ソフトバンク光などのインターネット回線も契約する必要があります。回線工事費や月額料金も含めた総合的なコストを計算してから判断しましょう。
また、実店舗での契約よりもオンラインストアでの申し込みの方が事務手数料が無料になるなど、申し込み方法によっても費用が変わってきます。私の場合、オンラインで申し込んで3,300円の事務手数料を節約できました。小さな節約も積み重ねれば大きな差になります。
これらの割引を組み合わせることで、ワイモバイルは「実質無制限」に近い使い方ができるプランを、非常にリーズナブルな料金で提供していると言えるでしょう。自分のライフスタイルや家族構成に合わせて、最適な割引の組み合わせを見つけてみてください。
ワイモバイルの新料金プランと他社無制限プランとの違いを比較

ワイモバイルの新料金プランは完全無制限ではありませんが、他社の無制限プランと比較するとコスパに優れている面があります。それぞれの特徴を理解して、自分に最適なプランを選びましょう。
まず押さえておきたいのは、ワイモバイルの「実質無制限」の考え方です。データ容量を使い切った後の速度制限が最大1Mbpsという点が大きなポイントです。多くの格安SIMでは128kbpsなどさらに低速になるため、この違いは実用性に大きく影響します。ただし、純粋な無制限プランと比べると、利用シーンに制約があることは事実です。
キャリア/プラン | 月額料金 | データ容量 | 速度制限後 | 通話オプション | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
ワイモバイル シンプル2 M | 2,178円~ | 30GB | 最大1Mbps | 別途880円~ | 割引適用で格安、速度制限後も使いやすい |
楽天モバイル | 3,278円 | 無制限 | なし | Rakuten Link無料 | 完全無制限だが電波エリアに不安も |
povo 2.0 | 990円+トッピング | トッピング次第 | 最大128kbps | 5分かけ放題550円 | 7日間使い放題トッピングが3,278円 |
LINEMO | 2,970円 | 30GB | 最大1Mbps | 別途550円~ | LINEギガフリー機能あり |
具体的に比較すると、楽天モバイルの無制限プランは完全無制限で3,278円という料金設定です。データ量を気にせず高速通信が可能ですが、エリアによっては通信品質に不安があります。特に地下や建物内などでは繋がりにくいという声もよく耳にします。
一方、auのサブブランドであるpovoは、基本料金990円に各種トッピングを追加する形式です。7日間データ使い放題トッピングが3,278円なので、月に換算すると約13,000円。必要な時だけ追加できる柔軟性はありますが、常時無制限で使うにはかなり高額になります。
各キャリアの強みと弱み
- ワイモバイル:速度制限後も使いやすい、割引適用で格安、ソフトバンク回線で安定
- 楽天モバイル:完全無制限、Rakuten Linkでの通話無料、エリアに不安
- povo:必要な時だけトッピングで柔軟、常時無制限は高額
- LINEMO:LINEギガフリー、ソフトバンク回線、割引が少ない
通信エリアと安定性を考えると、ワイモバイルはソフトバンク回線を使用しているため、都市部はもちろん地方でも比較的安定しています。楽天モバイルは自社回線の拡大に力を入れていますが、まだエリアカバー率ではワイモバイルやLINEMOに劣る面があります。
また、割引サービスの充実度も重要なポイントです。ワイモバイルは「おうち割光セット」や「家族割引サービス」、「PayPayカード割」など複数の割引を組み合わせることで大幅な料金削減が可能です。他社では同様の割引がなかったり、あっても額が小さかったりするケースが多いです。
コスパを重視するなら、ワイモバイルの割引を最大限活用したシンプル2 Mプランが月額2,178円で30GBという選択肢は魅力的です。高速通信を毎月30GB以上使う方には楽天モバイルがおすすめですが、それ以外の方には、ワイモバイルの方が総合的に見て優位性があるかもしれません。速度制限後も1Mbpsで使えるという点は、実質無制限に近い使い勝手を提供してくれます。
ワイモバイルに無制限プランはある?料金と1Mbpsで実質使い放題にするコツ まとめ
本記事のポイントをまとめます。
- ワイモバイルには完全な無制限プランはないが実質的に使い放題に近い使い方が可能
- シンプル2 M/Lは速度制限時に最大1Mbpsで通信でき実用性が高い
- シンプル2 Sの速度制限は最大300kbpsと他プランより遅い
- データ繰り越し機能を活用すれば翌月により多くのデータ容量を確保できる
- おうち割光セット(A)を適用すると最大1,650円の割引が受けられる
- 家族割引サービスは2回線目以降に1,100円の割引が適用される
- PayPayカード割を適用すると月額187円の割引が受けられる
- 60歳以上はスーパーだれとでも定額+が通常1,980円から880円になる特典がある
- はじめてスマホ割は6ヶ月間1,000円割引となり60歳以上に特におすすめ
- 1Mbpsの速度でもYouTubeの標準画質視聴やSNS利用がほぼ問題なく可能
- 速度制限後に2段階目の制限(128kbps)に入ると実用性が大幅に低下する
- データ増量オプションで月額550円を支払えば5GB追加が可能
- 楽天モバイルは完全無制限だがエリアによっては通信品質に不安がある
- ワイモバイルはソフトバンク回線を使用しており安定した通信品質が魅力
- 低利用割引を活用すればデータ使用量が少ない月は自動で割引が適用される