
「UQモバイルって安いみたいだけど、本当にお得なの?」「後悔しないか心配...」こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。UQモバイルのキャリアはどこなのか、キャリア表示がauになる理由、実際の料金はいくらになるのか、各プランの特徴など、気になる情報は山積みです。
この記事では、UQモバイルの安さの秘密から、意外と知られていないデメリットまで、契約前に知っておくべき情報を徹底解説します。失敗しないUQモバイル選びのために、ぜひ最後までご覧ください。
この記事のポイント
- UQモバイルが大手キャリアより安い理由とその仕組み
- UQモバイルの各料金プランの特徴と実際の月額コスト
- 割引サービスを活用した効果的な料金節約方法
- UQモバイルが向いている人と向いていない人の特徴
UQモバイルがなぜ安いのか、仕組みとキャリアとの関係性を解説

携帯料金の節約を考えるとき、「UQモバイル」が選択肢に挙がることは多いと思います。大手キャリアと比べて料金が安いのに、なぜ高品質なサービスを提供できるのでしょうか?その秘密は運営体制と通信インフラの共有にあります。
UQモバイルの料金が安い理由をキャリアとの関係性から紐解くと、独自の立ち位置が見えてきます。初めて格安SIMを検討する方も、すでに使っている方も、UQモバイルの「安さの仕組み」を理解することで、より賢い選択ができるようになるでしょう。
ここからは、その仕組みや各プランの特徴などを詳しく解説していきます。
- UQモバイルのキャリアはどこ?auとの関係
- UQモバイルとMVNO(格安SIM)との違いとは?
- UQモバイルの料金が安い理由:店舗運営コストや設備投資の削減
- UQモバイルのキャリア表示がauになる理由と通信品質への影響
- 格安SIMの中ではUQモバイルの料金は高め?サービス内容とのバランス
UQモバイルのキャリアはどこ?auとの関係

UQモバイルはauのサブブランドで、運営元はKDDIグループなんです。実は昔はUQコミュニケーションズという別会社が運営していたんですが、2020年10月からはKDDI本体が直接運営するようになりました。親会社のauとは料金体系が違いますが、同じ通信回線を使っているのが大きな特徴です。
じゃあ、auとUQモバイルの関係って何かというと、簡単に言えば「親子関係」みたいなものですね。auが親として通信網を持っていて、UQモバイルはそれを借りて独自のサービスを展開しています。先日KDDIショップに行った時に店員さんから聞いたんですが、社内では「UQモバイルはauの弟分」なんて言われているそうですよ。
この関係があるおかげで、UQモバイルはauと同じくらい良い通信品質を提供しながらも、auよりもお手頃な料金設定ができるんです。実際に使ってみると、UQモバイルの電波エリアはauとまったく同じなので、auで電波がつかめるところなら、UQモバイルでも問題なく使えます。人口カバー率は99%以上あるから、ほとんどの場所で安心して使えるんじゃないかな。
比較ポイント | au | UQモバイル |
---|---|---|
運営会社 | KDDI | KDDI |
位置づけ | メインブランド | サブブランド |
使用回線 | au回線 | au回線 |
電波エリア | 人口カバー率99.9% | 人口カバー率99.9% |
店舗数 | 全国に多数 | auショップ含め増加中 |
料金水準 | 高め | 中程度 |
UQモバイルとMVNO(格安SIM)との違いとは?

UQモバイルとMVNOって何が違うの?と思っている方も多いはず。これを理解すると、UQモバイルが格安SIMの中でどういう立ち位置にあるのかが見えてきます。実はUQモバイルは普通のMVNOじゃなくて、「サブブランド」と呼ばれるものなんです。ここが他の格安SIMと大きく違うポイントなんですよ。
MVNOって何かというと、「Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)」の略で、自分で通信設備を持たずに、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供する会社のことなんです。一方UQモバイルは、親会社のKDDIが運営するサブブランドだから、「借りている」というより「グループ内で共有している」って考えた方が正確かもしれません。
これを高速道路に例えると分かりやすいかも。auという高速道路があって、普通のMVNOはその一部の車線だけ借りて運営しているイメージ。でもUQモバイルはauと同じファミリーだから、道路全体を使う特別な権利を持っているみたいな感じなんです。だから他のMVNOが混雑時に遅くなりがちなのに対して、UQモバイルはわりと安定した速度を保てているんですよ。これ、実際使ってみると違いがはっきり分かります。
項目 | 一般的なMVNO | UQモバイル(サブブランド) | au(MNO) |
---|---|---|---|
通信設備 | 持っていない | auと共有 | 自社で保有 |
回線の扱い | 一部を借りる | 優先的に利用可能 | 所有者 |
混雑時の速度 | かなり低下する | 比較的安定している | 最も安定している |
回線の優先度 | 低い | 中程度〜高い | 最優先 |
料金水準 | 最も安い | 中程度 | 高い |
UQモバイルの料金が安い理由:店舗運営コストや設備投資の削減

UQモバイルがなぜ大手キャリアより料金を安くできるのか、その秘密を探ってみました。主な理由は運営コストの削減にあるんです。特に大きいのが通信設備のコスト削減と店舗運営の効率化ですね。これらがUQモバイルの安さを支える柱になっています。
まず一番のポイントは通信設備への投資コスト。大手キャリアのauやドコモ、ソフトバンクは自分たちで基地局を作って維持するために莫大なお金を使っています。5Gのような新技術への投資もすごい額です。でもUQモバイルは親会社KDDIが持っているauの基地局をそのまま使えるから、そういった初期投資や維持費がいらないんですよ。
先日、通信業界の知り合いに聞いたんですが、「基地局一つ作るのに数千万円から数億円かかる」んだそうです。全国に何万もある基地局を考えると、その差は歴然ですよね。この設備投資の差が、そのまま私たちが払う料金の差になっているわけです。
次に大きいのが店舗運営のコスト削減。UQモバイルの実店舗はauに比べるとずっと少なくて、オンラインでの契約推奨しています。店舗を持つと家賃や人件費、光熱費など色々なコストがかかるけど、それらを抑えれば、その分を料金の引き下げに回せるわけです。最近はauショップでもサポートが受けられるようになりましたが、それでも専門店は少ないです。
あと、広告費の違いも見逃せません。テレビCMやイベントスポンサーなど、大手キャリアは大規模な宣伝活動をしていますが、UQモバイルの宣伝はそれに比べると控えめです。この差も私たちの料金に跳ね返ってきています。
UQモバイルはここでコストカット!
- 📡 基地局などの通信設備投資が不要(auのものを利用)
- 🏬 店舗数を絞り込み、運営コストを大幅削減
- 💻 ネット申込みを促進して人件費を節約
- 📺 広告宣伝費を最適化(auほど派手ではない)
- 📝 料金プランをシンプルにして運営を効率化
- 🧾 紙の請求書やカタログを減らしてエコ化
UQモバイルのキャリア表示がauになる理由と通信品質への影響

スマホの画面上に表示されるキャリア名は、実際につながっている回線の情報を表示しています。UQモバイルはKDDIグループのサービスで、auの基地局と回線を使っているから、スマホ側では「au」と認識されます。同じように、ドコモの回線を使う格安SIMでは「docomo」、ソフトバンク回線を使う格安SIMでは「SoftBank」と表示されることもあります。
ただ、すべてのUQモバイルユーザーのスマホに「au」と表示されるわけじゃないんです。端末の種類やOSのバージョン、設定によっては「UQ mobile」や「UQ」と表示されることもあります。私のiPhoneでは「au」と表示されますが、妹のAndroidでは「UQ」って表示されてて、「なんで違うの?」って話題になったことがあります。
でも安心してください。この表示の違いは通信品質には全く影響しません。「au」でも「UQ」でも表示されていても、実際はauの基地局を使ってるので通信品質は同じです。むしろ、「au」と表示されることで「ちゃんとauの回線を使ってるんだな」って安心できる面もありますよね。最初は戸惑いましたが、今は「auの回線を使えてる証拠」だと思って、むしろ安心感を覚えています。
端末種類 | 表示されるキャリア名 | 理由 |
---|---|---|
iPhone(多くの場合) | 「au」 | 接続先の基地局情報を表示 |
Android(機種による) | 「UQ」または「UQ mobile」 | SIMの提供元情報を表示 |
古い機種 | 様々(「KDDI」など) | OSによる認識の違い |
こんな時にキャリア表示が変わることも
- 📱 機内モードをON/OFF:再接続時に表示が変わることがある
- 🔄 OSアップデート後:システム更新で表示方法が変更される場合も
- 📍 エリアが変わった時:新しい基地局に接続すると表示が変わることも
- ⚙️ APN設定変更時:詳細設定を変えると表示が変わる場合も
通信品質の違いを心配される方もいますが、実際の通信速度テストでは、同じエリアで「au」表示と「UQ」表示の端末で測定しても、ほぼ同じ結果が出ることが多いです。表示の違いはあくまで見た目の問題で、実際のサービス内容や速度に影響はないので安心してください。
格安SIMの中ではUQモバイルの料金は高め?サービス内容とのバランス

正直に言うと、UQモバイルは大手キャリアよりは断然安いですが、他の格安SIMと比べると料金は高めに設定されているんです。同じデータ容量で比較すると、UQモバイルは他の格安SIMより1,000円くらい高いケースが多いんですよ。例えば4GBプランを見ると、UQモバイルのミニミニプラン(4GB)は2,365円ですが、他社だと1,000円台前半のところもあります。これだけ見ると「高いじゃん」って思っちゃいますよね。
でも、なんでそれでもUQモバイルを選ぶ人が多いんでしょう?それは提供されるサービス内容が料金に見合っているからだと思います。私が感じた主なメリットをいくつか紹介しますね。
まず通信速度が本当に速いです!以前、別の格安SIMを使っていた時は、お昼になるとInstagramの画像がなかなか表示されなくてイライラしてました。でもUQモバイルに変えてからはそんな経験がほとんどなくて、時間帯に関係なく安定した速度で楽しめています。これは本当に快適で、少し高くても全然払う価値あるなって思いました。
次に安心の店舗サポートです。多くの格安SIMはオンラインや電話でしかサポートを受けられないんですが、UQモバイルではUQスポットだけでなく、全国のauショップでも対応してもらえます。私の両親のようにスマホに詳しくない人や、トラブルがあった時に直接相談したい人には、これが本当に大きなメリットだと思います。特にスマホに慣れていない高齢者の方には、この店舗サポートがあるだけで安心感が違います。
比較ポイント | UQモバイル | 一般的な格安SIM | 大手キャリア |
---|---|---|---|
月額料金 | 中程度(2,000円台〜) | 安い(1,000円台〜) | 高い(3,000円台〜) |
通信速度 | ◎ 非常に速い | △ 混雑時に遅い | ◎ 非常に速い |
店舗サポート | ○ あり(auショップでも対応) | × なし・少ない | ◎ 多数あり |
データ繰越 | ○ あり | ○ あり(会社による) | ○ あり |
節約モード | ○ あり(ミニミニプラン) | △ あり(会社による) | △ 一部あり |
キャンペーン | ○ 充実 | △ 少なめ | ◎ 非常に充実 |
結局のところ、UQモバイルは「安さだけを追求したいなら他にもある」けど、「安さと品質のバランスを取りたい人」や「大手から乗り換えるけど不安がある人」には最適なサービスだと思います。私も最初は月額料金だけで比較して悩んでいましたが、使ってみて「この安定感と安心感なら少し高くても全然OK」という結論に達しました。
UQモバイルはなぜ安いのに通信品質が良いのか、プランと実際の評判

ここでは、UQモバイルの各料金プランの特徴や実際の月額コスト、ユーザーからの評判まで、契約を考える方が知っておくべき情報を網羅的に紹介します。自分の使い方に合ったプランを選ぶための判断材料として、特にデメリットや注意点も正直にお伝えしていきますので、後悔のない選択のヒントにしてください。
- UQモバイルの各プラン詳細
- UQモバイルの実際の料金はいくら?割引適用後の月額コスト
- UQモバイルを使って後悔したユーザーの声:契約前に知っておくべきこと
- UQモバイルに騙されたと感じる人の特徴:誤解とミスマッチの原因
- UQモバイルのデメリットと向いていない人:選ぶ前に確認すべきポイント
- UQモバイルの請求がおかしいと感じるケース:注意すべき追加料金
UQモバイルの各プラン詳細

UQモバイルは現在、3つの料金プランを提供しています。自分の使い方に合ったプランを選ぶことで、最大限にコスパよく利用できます。特に「ミニミニプラン」「トクトクプラン」「コミコミプラン+」の3プランがユーザーのニーズに合わせて最適化されているのが特徴です。
プラン名 | データ容量 | 基本料金 | 通信制限時速度 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ミニミニプラン | 4GB | 2,365円 | 最大300kbps | 節約モード対応 |
トクトクプラン | 1GB~15GB | 2,277円~3,465円 | 最大1Mbps | 使った分だけ支払い |
コミコミプラン+ | 33GB | 3,278円 | 最大1Mbps | 10分かけ放題付き |
まず「ミニミニプラン」は、データ使用量が少なめの方に最適です。月間4GBのデータ容量で、基本料金は2,365円。Wi-Fiをメインに使っている方や、SNSを軽く見る程度の方なら十分な容量でしょう。このプランの特徴は節約モードが使えること。節約モードをオンにすると通信速度は最大300kbpsに制限されますが、データ容量を消費せずに通信できるんです。私もよく通勤中にこのモードを使って音楽ストリーミングを楽しんでいます。通信速度に余裕があればデータを、急いでいない時は節約モードという使い分けができるのは大きなメリットです。
次に「トクトクプラン」。こちらは使った分だけ支払うタイプで、1GB未満なら2,277円、1GB超~15GBなら3,465円という料金体系です。毎月のデータ使用量が変動する方に向いています。また、データを使い切っても最大1Mbpsで通信できるので、SNSやメールなら問題なく使えますよ。月によってほとんど使わない時と、たくさん使う時の差が大きい方には特におすすめです。
最後に「コミコミプラン+」は、データをたっぷり使いたい方向けのプランです。月間33GB(月間30GB+データ10%増量特典3GB)という大容量で、月額3,278円。さらに1回10分以内の国内通話が何度でも無料というのが最大の特徴です。動画視聴やオンラインゲームを頻繁に楽しむヘビーユーザーや、通話も多い方に最適でしょう。データを使い切っても最大1Mbpsで通信可能なのも安心ポイントです。
すべてのプランに共通するのは、使いきれなかったデータ容量が翌月に繰り越せる点です。無駄なく効率的に利用できるので、毎月のデータ残量を気にする必要が少なくなりますよ。
UQモバイルの実際の料金はいくら?割引適用後の月額コスト

UQモバイルは割引サービスが多く、実際の料金かなりお得になりやすいです。特に「自宅セット割」や「家族セット割」を利用すると、月額料金が最大1,100円も安くなるので見逃せません。
UQモバイルの割引一覧
割引名 | 割引額 | 適用条件 | 対象プラン |
---|---|---|---|
自宅セット割 | 1,100円/月 | auひかり、auでんき、提携ケーブルテレビなどの利用 | ミニミニプラン、トクトクプラン |
家族セット割 | 550円/月 | 同一住所の家族でUQモバイルを利用 | ミニミニプラン、トクトクプラン |
au PAYカードお支払い割 | 187円/月 | au PAYカードでの支払い | ミニミニプラン、トクトクプラン |
増量オプションⅡ無料キャンペーン | 550円/月 | 申込から7ヶ月間無料 | 全プラン |
60歳以上通話割 | 最大880円/月 | 60歳以上のユーザー | 全プラン |
「自宅セット割」は、特定のネット回線サービスとセットで利用すると適用される割引です。auひかりや提携するケーブルテレビ、さらにはauでんきなどを契約していれば、UQモバイルの月額料金から1,100円が割引されます。具体的には、ミニミニプランなら通常の2,365円から1,265円に、トクトクプラン(15GB)なら3,465円から2,365円になるんです。
さらにau PAYカードお支払い割を適用すれば、追加で187円割引となり、ミニミニプランなら最終的に1,078円まで下がります。私の場合、auひかりとセットで利用し始めてから、毎月の支払いが格段に減りました。
「家族セット割」は自宅セット割が適用できない方向けの割引です。同一住所に住む家族でUQモバイルを利用していれば、1回線あたり550円が割引されます。ただし自宅セット割と併用はできないので注意が必要です。
「自宅セット割+au PAYカード払い割」を適用した場合の月額料金
実際の料金例を見てみましょう。ミニミニプラン(4GB)の場合、基本料金2,365円から自宅セット割(1,100円)とau PAYカードお支払い割(187円)を引くと、最終的な月額料金は1,078円になります。この金額なら大手キャリアの3分の1以下で利用できることになりますね。
プラン名 | 基本料金 | 自宅セット割適用後 | au PAYカード払い割引後 |
---|---|---|---|
ミニミニプラン | 2,365円 | 1,265円 | 1,078円 |
トクトクプラン(1GB未満) | 2,277円 | 1,177円 | 990円 |
トクトクプラン(15GB) | 3,465円 | 2,365円 | 2,178円 |
コミコミプラン+ | 3,278円 | 適用外 | 適用外 |
注意点としては、コミコミプラン+は自宅セット割の対象外であることです。ただし、10分かけ放題付きで33GBという大容量を考えれば、割引なしでも十分コスパが良いといえるでしょう。また、各種割引の申し込みは自動ではないので、契約時に忘れずに申請するのがポイントです。
UQモバイルを使って後悔したユーザーの声:契約前に知っておくべきこと

UQモバイルは多くのユーザーから好評を得ている一方で、使い始めてから「こんなはずじゃなかった」と感じる人もいます。契約前に知っておくべき後悔ポイントを理解しておくことで、自分に合ったサービスかどうか判断できるでしょう。
最も多い後悔は「通信速度に関する期待とのギャップ」です。確かにUQモバイルは格安SIMの中では高速ですが、混雑する時間帯(お昼休みや夕方)になると、一部のユーザーは速度低下を感じることがあります。
特に人が多く集まる場所や地下、建物内では電波が弱くなることも。通勤や通学で電車をよく使う方は、トンネル内や地下鉄でも電波状況を確認しておくと安心です。私も最初の頃は、地下街で突然ネットが使えなくなって困った経験があります。
次に「節約モードの期待外れ」を感じるケースです。ミニミニプランの節約モードは、以前はバースト機能(通信開始時に一時的に高速化)がありましたが、現在はそれがなくなり、常時300kbpsの速度制限となっています。テキストメインのサイト閲覧やSNSはなんとか使えますが、動画視聴やオンラインゲームはストレスを感じるでしょう。
また「サポート体制への不満」もあります。UQモバイルは店舗数が限られており、問い合わせの電話もつながりにくいという声が。特に高齢者や初めてスマホを使う方にとっては、大手キャリアに比べるとサポートが手薄に感じることがあるようです。ただし、auショップでもUQモバイルのサポートを受けられるようになってきているので、状況は改善されつつあります。
UQモバイル利用者の主な後悔ポイント
- 混雑時間帯に通信速度が遅くなることがある
- 地方や山間部ではエリア外になりやすい(特にドコモ回線から乗り換えた場合)
- 最新のiPhoneが発売直後に手に入らない
- 家族間の無料通話サービスがない
- プラン数が少なく、自分にピッタリ合う容量が選びにくい
一方で「想像以上に満足している」という声も多く、特に大手キャリアからの乗り換えで月額料金が半額以下になったケースでは高い満足度が得られているようです。後悔を避けるためには、自分の利用スタイルや優先事項をしっかり考慮することが大切です。
UQモバイルに騙されたと感じる人の特徴:誤解とミスマッチの原因

「UQモバイルに騙された」と感じてしまう人には、いくつかの共通点があります。多くの場合、事前の期待と実際のサービス内容にギャップがあることが原因になっています。
よくある誤解 | 実際の状況 | 対策 |
---|---|---|
「通信速度はauと同じはず」 | 混雑時はauより優先度が下がる場合がある | ピーク時の速度低下を想定しておく |
「全てのキャンペーンが適用される」 | auからの乗り換えは対象外の特典も多い | 事前に適用条件を確認する |
「契約後の変更は簡単」 | 一部の変更は電話が必要で繋がりにくい | 重要な変更は店舗での対応も検討 |
「auのサービスがそのまま使える」 | 別途申込が必要なサービスが多い | 継続したいサービスは事前確認 |
まず「広告やキャンペーンだけで判断した」ケースです。UQモバイルは魅力的なキャンペーンを打ち出していますが、適用条件をよく確認せずに契約してしまうと、思ったような割引が受けられないことがあります。例えば、auやpovoからの乗り換えではキャンペーン対象外になることが多いのに、それを知らずに期待してしまうケースが見られます。キャンペーンの適用条件は必ず細部まで確認することが大切です。
次に「auと全く同じサービスだと思っていた」という誤解です。UQモバイルはauのサブブランドですが、提供するサービスやオプションは異なります。例えば、auのauスマートバリューはそのままUQモバイルに引き継げず、代わりに自宅セット割を申し込む必要があります。また、キャリアメールも自動継続されず、持ち運びサービス(月額330円)に別途申し込まないと使えなくなります。
「無料オプションの勘違い」も多いです。店頭やオンラインで契約する際、最初は無料でも2ヶ月目以降は有料になるオプションに気づかず加入してしまうケースです。特にセキュリティサービスや留守番電話などは、初めは無料でも後から料金が発生することが多いので要注意。契約後は必ず「My UQ mobile」で契約内容を確認しましょう。私も最初の数ヶ月、知らないうちに不要なオプションに加入していたことがあります。
また「実店舗でのサポートが十分だと思っていた」という期待外れも。UQモバイルの実店舗であるUQスポットは大手キャリアに比べると数が少なく、auショップでも一部のサービスしか対応していないことがあります。スマホの操作に不安がある方は、契約前に近くのサポート体制を確認しておくと良いでしょう。
UQモバイルのデメリットと向いていない人:選ぶ前に確認すべきポイント

UQモバイルは多くの人にとって魅力的なサービスですが、全ての人に最適というわけではありません。自分に合わないサービスを選ぶと、後々ストレスになってしまうこともあるので、契約前にはデメリットもしっかり理解しておきましょう。
まず「データ使用量が非常に多い方」には不向きです。UQモバイルの最大プランでも33GB(コミコミプラン+)までなので、毎日大量の動画視聴やオンラインゲームを楽しむヘビーユーザーには物足りないかもしれません。50GB以上使いたい方は、むしろ大手キャリアの無制限プランや楽天モバイルなどを検討すべきでしょう。私の兄は毎日通勤中に動画を見るヘビーユーザーで、UQモバイルだと月の半ばには容量を使い切ってしまうと言っていました。
次に「最新機種にこだわる方」にも不向きな面があります。UQモバイルでは最新のiPhoneやAndroidフラッグシップモデルが発売直後から取り扱われることは少なく、数ヶ月経ってからの取り扱い開始となることが多いです。最新機種をいち早く手に入れたいという方は、大手キャリアの方が選択肢が豊富です。
また「家族間でよく通話する方」も注意が必要です。大手キャリアには家族間通話無料サービスがありますが、UQモバイルにはそういったサービスがありません。家族との通話が多い場合は、別途かけ放題オプションに加入するか、LINEなどの無料通話アプリの利用が前提となります。
UQモバイルが向いていない人の特徴
- 毎月50GB以上のデータ通信をする超ヘビーユーザー
- 常に最新のスマホを使いたい機種にこだわりのある方
- 家族間の長時間通話が多い方
- 頻繁に海外へ行きローミングサービスをよく使う方
- 独自のキャリアメールを無料で使いたい方
- クレジットカードを持っておらず、支払い方法に制限がある方
さらに「地方や山間部でよく過ごす方」も考慮すべき点があります。UQモバイルはau回線を使用していますが、山間部や一部地域ではドコモ回線ほどのカバレッジがない場合があります。特に登山やアウトドアを趣味としている方は、エリア確認が重要です。契約前に自分がよく行く場所の電波状況をチェックしておきましょう。これで思わぬ圏外トラブルを避けられます。
UQモバイルは多くの方にとって良いサービスですが、ユーザーのニーズと合っているかどうかが最も重要です。上記のポイントを踏まえて、自分のライフスタイルに合ったキャリア選びをしましょう。
UQモバイルの請求がおかしいと感じるケース:注意すべき追加料金

UQモバイルを契約したのに「思っていたより請求額が高い」と感じることがあるかもしれません。実は予想外の追加料金が発生するケースがいくつかあるので、事前に把握しておくことが大切です。
まず最も多いのが「通話料」の想定外の高額化です。UQモバイルの通話料は30秒あたり22円。これは大手キャリアと変わらない料金設定で、長電話をすると思った以上に料金がかさみます。例えば1時間の通話で2,640円もの料金が発生するんです!私も初めて請求書を見たとき、この金額にびっくりしました。
通話をよくする方は、かけ放題オプションの検討が必須です。通話パック60(660円/月)、通話放題ライト(880円/月)、通話放題(1,980円/月)などのオプションがあります。
次に「データチャージ」の料金です。契約したデータ容量を超えた場合、追加で1GB=1,100円という高額なチャージ料金が発生します。これは他社の格安SIMと比較しても割高な設定で、気づかないうちに大きな出費になることも。UQモバイルは速度制限時でも1Mbps(ミニミニプランは300kbps)で通信できるので、増量よりは速度制限モードで我慢するのも一つの選択肢です。
また意外と見落としがちなのが「ユニバーサルサービス料」と「電話リレーサービス料」です。これらは少額(合計10円前後/月)ですが、毎月発生する料金です。基本料金とは別に請求されるため、初めて見たときに「何これ?」と思う方も多いでしょう。
請求額が高くなりがちなケース
- 通話を多用しているのに、かけ放題オプションに加入していない
- データチャージを頻繁に行っている(1GB=1,100円)
- オプションサービスに加入しているのを忘れている(例:留守電サービス220円/月)
- UQモバイルのメールサービス(220円/月)に加入している
- 契約事務手数料(初回のみ3,850円)を含んだ初月請求
「My UQ mobile」アプリで定期的に利用状況を確認する習慣をつけることで、思わぬ高額請求を防ぐことができます。特にデータ残量と通話時間のチェックは重要です。また、家族や子どものスマホ管理も忘れずに行いましょう。
UQモバイルはなぜ安い?理由と後悔しないための選び方を解説 まとめ
本記事のポイントをまとめます。
- UQモバイルはKDDIグループが運営するauのサブブランドである
- 自社で通信設備を持たずauの基地局を利用することでコストを削減している
- 店舗数の制限やオンライン契約の推進で運営コストを抑えている
- 格安SIMの中では料金は高めだが通信速度と安定性は最上位クラスである
- 「ミニミニプラン」「トクトクプラン」「コミコミプラン+」の3プランを提供している
- 自宅セット割と家族セット割を組み合わせることで最大1,100円の割引が可能
- au PAYカードでの支払いで追加187円の割引が受けられる
- コミコミプラン+は10分かけ放題が付帯する代わりに割引対象外となっている
- 通話料(30秒22円)が想定外に高額になるケースが多い
- データチャージは1GB=1,100円と割高なので注意が必要
- スマホ画面上部のキャリア表示が「au」と表示されることがあるが通信品質は同じ
- 混雑時間帯や地下・建物内では通信速度が低下することがある
- 節約モードはバースト機能が廃止され常時300kbpsの速度となっている
- 最新のiPhoneなどは発売直後に取り扱われないことが多い
- 家族間通話無料サービスがないため、LINEなどの活用が必要