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IIJmioはどこの回線?どこの会社?タイプDとAを比較・解説

IIJmio

格安SIMを選ぶ際、どこの会社が運営しているのか、どの回線を使っているのかは重要なポイントです。IIJmioは老舗の格安SIMで、ドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の両方を提供しているのが大きな特徴です。「IIJmioはドコモ回線とau回線のどちらがいいか」という質問をよく受けますが、実は生活エリアや使用端末によって最適な選択は変わってきます。

この記事では、タイプAとタイプDの確認方法から、それぞれの回線速度や安定性、評判まで詳しく解説します。「IIJmioのドコモ回線が繋がらない」といったトラブルの対処法や、IIJmioのau回線への切り替え方法も紹介するので、回線選びに迷っている方は参考にしてください。

口コミでは「IIJmioのau回線の評判が良い」という声も多いですが、都市部と地方では状況が異なる点にも注目です。あなたに最適な回線タイプを見つけるためのポイントをわかりやすく解説していきます。

この記事のポイント

  • IIJmioのドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の違いと特徴
  • それぞれの回線の速度や安定性、使用感の実態
  • 自分の利用環境や端末に合った回線の選び方
  • 回線が繋がらない場合の対処法や回線切り替えの方法

IIJmioはどこの回線?どこの会社?基本情報から料金プランまで解説

IIJmioはどこの回線?どこの会社?基本情報から料金プランまで解説

格安SIMを選ぶ際、どこの回線を利用しているかは重要なポイントです。IIJmioはドコモとauの両方の回線を選べる数少ない格安SIMとして人気を集めています。どちらも国内では広いエリアをカバーしており、場所によって最適な回線が異なるケースも。また、IIJmioは老舗のインターネットサービスプロバイダーが運営する信頼性の高いMVNOサービスとして、10年以上の実績があります。ここでは、IIJmioの基本情報から料金プラン、回線の選び方まで詳しく解説していきます。

  • IIJmioはどこの会社が運営している格安SIM?
  • IIJmioはドコモ回線とau回線の両方を提供している
  • IIJmioのタイプAとタイプDの基本的な違いとは
  • IIJmioのタイプAとタイプDの料金プランは同じ?
  • IIJmioのタイプAとタイプDの確認方法とSIMカードの見分け方

IIJmioはどこの会社が運営している格安SIM?

IIJmioはどこの会社が運営している格安SIM?

IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)という会社が運営している格安SIMサービスです。読み方は「アイアイジェイミオ」。この会社は1992年に設立された日本初の独立系インターネット接続サービス提供事業者で、国内では老舗かつ信頼性の高いIT企業として知られています。

私が格安SIMを比較検討していた時、企業の信頼度を重視していましたが、IIJmioは格安SIMが登場した初期の頃から長くサービスを提供している実績があり、安心感がありました。2012年2月からサービスを開始し、10年以上もの長きにわたって運営されているんです。

項目詳細
会社名株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)
サービス開始2012年2月
主な受賞歴J.D.パワー携帯電話サービス顧客満足度3年連続No.1(MVNO部門)
2024年オリコン顧客満足度調査「格安スマホ」総合第1位
MVNOシェア国内No.1

格安SIMの中には運営母体が不安定だったり、サービスが突如終了したりするケースもあるので、IIJのような安定した大企業が運営しているという点は、長く使い続けたい方にとって大きな安心材料になると思います。

IIJmioはドコモ回線とau回線の両方を提供している

IIJmioはドコモ回線とau回線の両方を提供している

IIJmioの大きな特徴の一つは、ドコモ回線とau回線の両方から選べる点です。多くの格安SIMは一つの回線しか提供していませんが、IIJmioではユーザーの環境や使い方に合わせて最適な回線を選択できます。IIJmioのドコモ回線は「タイプD」、au回線は「タイプA」と呼ばれています。

IIJmioはMVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれる仮想移動体通信事業者で、自社で基地局などの設備は持たず、大手キャリアの設備を借りてサービスを提供しています。そのため、エリアカバー率はドコモ回線・au回線と同等で、両社のプラチナバンドも利用可能です。

IIJmioの回線選びのメリット

  • 生活圏に最適な回線を選べる
  • デュアルSIMスマホなら異なる回線を組み合わせられる
  • 一方の回線で通信障害が起きても、もう一方でバックアップ可能
  • 引っ越しやエリア変更時に回線変更できる

私が引っ越しする前は山間部に住んでいたのですが、地域によって電波の入りやすさが異なるんですよね。以前の住まいではドコモ回線の方が安定していましたが、人によってはau回線の方が繋がりやすいということもあります。IIJmioなら両方から選べるので、自分の生活圏に合わせた回線選択ができるのが魅力です。

また、ドコモ系のメイン回線とIIJmioのau回線(タイプA)を組み合わせれば、一方の回線で通信障害が発生しても、もう一方の回線で通信を継続できます。2022年に発生したauの大規模通信障害の際も、こうした対策をしていた方は影響を受けなかったという事例もあります。

IIJmioのタイプAとタイプDの基本的な違いとは

IIJmioのタイプAとタイプDの基本的な違いとは

IIJmioには「タイプD」と「タイプA」という2種類のSIMタイプがありますが、それぞれにどのような違いがあるのでしょうか。最も基本的な違いは使用している回線です。タイプDはドコモの回線を利用し、タイプAはauの回線を利用しています。

比較項目タイプD(ドコモ回線)タイプA(au回線)
エリアカバー日本全国広範囲(地方や山間部に強い)都市部を中心に広範囲
建物内の電波建物によっては弱い場合あり比較的入りやすい傾向
端末互換性ドコモ端末と相性が良いau端末と相性が良い
データeSIM対応非対応
5G対応音声SIM・データSIMで対応音声SIM・SMS機能付きSIMで対応

まず、エリアカバー率について見てみましょう。ドコモ回線は日本全国で広いエリアをカバーしており、特に地方や山間部でも繋がりやすいという特徴があります。都市部に住んでいる場合はあまり違いを感じないかもしれませんが、地方や旅行・出張に行く機会が多い方はタイプDの方が安心かもしれません。

一方、タイプAのau回線はドコモに比べるとカバーエリアはやや狭いものの、建物内部では電波が入りやすいケースもあります。実際に私も以前はタイプDを使っていましたが、自宅マンションの電波が弱かったため、タイプAに変更したところ改善されました。場所によってはauの方が電波が入りやすいエリアもあるので、生活圏での電波状況に合わせて選ぶといいでしょう。

回線選択の際の注意点

  • au端末をそのまま使いたい場合→タイプAがおすすめ
  • ドコモ端末をそのまま使いたい場合→タイプDがおすすめ
  • iPhoneは両方の回線に対応している機種が多い
  • Android端末は回線との相性を事前確認することが重要

もう一つの重要な違いは、端末との互換性です。特にau端末をそのままIIJmioで使いたい場合は注意が必要です。au端末の中にはau回線に最適化されているものがあり、ドコモ回線で使うと地方で広く使われている「Band19」という周波数に対応していないケースが多くあります。つまり、au端末を使うならタイプAの方が本来の性能を発揮しやすいということです。

iPhoneは例外的にどちらの回線でも問題なく使える機種が多いですが、Androidの場合は特に注意が必要です。

IIJmioのタイプAとタイプDの料金プランは同じ?

IIJmioのタイプAとタイプDの料金プランは同じ?

IIJmioのタイプDとタイプAの料金プランは基本的に同じですが、SIMタイプによって若干の違いがあります。まず、音声SIMやSMS機能付きSIMは、タイプDもタイプAも同一料金です。たとえば5GBの音声SIMなら、どちらのタイプでも月額990円となっています。

SIMタイプタイプD(ドコモ回線)タイプA(au回線)
音声SIM(5GB)990円/月990円/月
SMS機能付きSIM(5GB)970円/月970円/月
データ通信専用SIM(5GB)900円/月提供なし
データeSIM(5GB)660円/月提供なし
SIMカード発行手数料433.4円446.6円
eSIMプロファイル発行手数料220円220円

ただし、データ通信専用SIMの場合は、タイプDのみの提供となります。タイプAではデータ通信専用SIMの取り扱いがないんです。また、SIMカード発行手数料もわずかな差がありまして、タイプDが433.4円、タイプAが446.6円と、タイプDの方がわずかに安い設定になっています。

SIMタイプ別の提供状況

  • 音声SIM:タイプD・タイプA両方で提供
  • 音声eSIM:タイプD・タイプA両方で提供
  • SMS機能付きSIM:タイプD・タイプA両方で提供
  • データ通信専用SIM:タイプDのみ提供
  • データeSIM:タイプDのみ提供

eSIMについても、以前はタイプAのみの取り扱いでしたが、2023年9月22日からはタイプDでもeSIMが利用可能になりました。eSIMの発行手数料は両タイプとも220円と同一です。ここで注意したいのは、データeSIMはタイプDでのみ提供されていて、タイプAでは選べないという点です。

私は2台のスマホを使い分けていて、サブ機にはデータ専用のeSIMを入れています。料金もタイプDのデータeSIMなら2GBで月額440円からとかなりリーズナブル。タイプDかタイプAか迷ったら、まずは自分が必要とするSIMタイプがどちらで提供されているかを確認するのが大切です。特にデータeSIM希望の場合は、タイプDを選ぶしかないことを覚えておきましょう。

また、5Gについても違いがあります。SMS機能付きSIMは、タイプA(au回線)のみ5Gに対応しています。タイプD(ドコモ回線)のSMS機能付きSIMでは5Gが使えませんので、高速通信を重視する方は、この点も選択の参考にするといいかもしれません。

IIJmioのタイプAとタイプDの確認方法とSIMカードの見分け方

IIJmioのタイプAとタイプDの確認方法とSIMカードの見分け方

IIJmioを契約する際、タイプDかタイプAのどちらを選んでいるかは明確ですが、すでに利用中の場合や家族のSIMを確認したい場合は、どうやって見分ければよいのでしょうか。最も簡単な確認方法は「My IIJmio」から確認する方法です。

タイプDとタイプAの確認方法

  1. 「My IIJmio」にログイン
  2. 「ご契約内容の確認・変更」を選択
  3. SIMタイプ欄で「タイプD」か「タイプA」を確認

「My IIJmio」にログインして、「ご契約内容の確認・変更」を選択すると、契約しているSIMの詳細情報が表示されます。ここで「SIMタイプ」の欄を確認すれば、タイプDかタイプAのどちらを使用しているかがわかります。また、SIMカード自体にも「D」か「A」の表記がありますので、実物を見れば判別可能です。

もし手元にSIMカードがあり、「My IIJmio」にアクセスできない場合は、SIMカードのICCID(SIMカード番号)でも判断できます。ICCIDは通常SIMカードに印字されており、タイプDの場合はICCIDの頭が「8981」で始まり、タイプAは「8942」で始まることが多いです。

確認方法タイプD(ドコモ回線)タイプA(au回線)
My IIJmio「タイプD」と表示「タイプA」と表示
SIMカード表記「D」と記載「A」と記載
ICCID(先頭4桁)「8981」から始まる「8942」から始まる

どちらの方法でも簡単に確認できるので、自分に合った方法で確認してみてください。

回線変更時の手数料

  • 回線変更手数料:2,200円
  • SIMカード発行手数料:433.4円〜466.6円
  • 合計:約2,633.4円〜2,666.6円

また、タイプDとタイプAの間で回線を変更することも可能です。ただし、変更には手数料が発生します。電波状況が思わしくない場合や、端末の買い替えに伴って最適な回線に切り替えたい場合は、一度検討してみる価値はあるでしょう。

IIJmioはどこの回線がおすすめか比較検証!通信速度と安定性を徹底調査

IIJmioはどこの回線がおすすめか比較検証!通信速度と安定性を徹底調査

IIJmioはドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の両方を提供していますが、実際にはどちらが良いのかは、生活エリアや使用端末によって最適な回線は異なります

SNSの口コミを見ると、「タイプDよりタイプAの方が安定している」という声が多く見られますが、これは地域や建物環境に大きく左右されます。また、時間帯による速度変化も気になるポイント。昼休みの12時〜13時は特に速度低下が顕著なので、この時間帯にスマホをよく使う方は注意が必要です。

ここでは実際の使用感や測定データをもとに、両回線の特徴を徹底比較していきます。

  • IIJmioのドコモ回線とau回線はどちらがいいか実体験から解説
  • IIJmioのドコモ回線が繋がらない場合の対処法
  • IIJmioのau回線の評判と実際の使用感
  • IIJmioの回線速度を時間帯別に測定した結果
  • IIJmioのau回線への切り替え方法と手数料について
  • IIJmioの回線選びで失敗しないためのポイント

IIJmioのドコモ回線とau回線はどちらがいいか実体験から解説

IIJmioのドコモ回線とau回線はどちらがいいか実体験から解説

IIJmioのドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)はどちらが良いのかは、現在ではau回線(タイプA)の方が安定していると感じるユーザーが多いです。SNSの口コミや評判を見ると、ドコモ回線からau回線に変更して「快適になった」という声がかなり目立ちます。

比較項目タイプD(ドコモ回線)タイプA(au回線)
都市部での安定性パケ詰まりによる速度低下あり比較的安定している
地方・山間部エリアカバー率が広い一部エリア外の場所あり
建物内の電波やや弱くなりがち比較的良好
昼間の混雑時大幅な速度低下あり速度低下はあるが比較的マシ

これには理由があって、2023年頃からドコモ回線で「パケ詰まり」と呼ばれる現象が発生しているためです。パケ詰まりとは、特に都市部やターミナル駅付近などでプラチナバンドと呼ばれる電波に通信が集中して速度が著しく低下する現象です。私も以前は東京の主要駅でタイプDを使っていましたが、お昼時はほとんど使い物にならないほど遅くなることがありました。

回線選びのポイント

  • 都市部中心の生活:タイプA(au回線)がおすすめ
  • 地方や山間部に行く機会が多い:タイプD(ドコモ回線)がおすすめ
  • 建物内での利用が多い:タイプA(au回線)がおすすめ
  • au端末をそのまま使いたい:タイプA(au回線)がおすすめ
  • ドコモ端末をそのまま使いたい:タイプD(ドコモ回線)がおすすめ

一方でau回線は比較的この問題が少なく、都心部でも安定した通信が可能な場合が多いです。実際、私の友人は池袋でタイプDからタイプAに変更したところ、昼休みの時間帯でも10Mbpsほどの速度が出るようになったと喜んでいました。これは動画視聴にも十分な速度です。

ただし、地方や山間部ではまた状況が変わってきます。田舎に行くことが多い方にはタイプDの方が安心できることも。私が昨年長野の山奥に旅行に行った際、同行者のauスマホが圏外になる場所でもドコモ回線のタイプDは繋がっていたのを覚えています。

IIJmioのドコモ回線が繋がらない場合の対処法

IIJmioのドコモ回線が繋がらない場合の対処法

IIJmioのドコモ回線(タイプD)を使用していて「繋がらない」「速度が遅い」といった問題が発生した場合、まずはいくつかの基本的な対処法を試してみましょう。問題の原因は様々ですが、簡単な操作で解決することも多いのです。

繋がらない時の基本的な対処法

  1. 機内モードのオン・オフを試す
  2. 端末の再起動を行う
  3. SIMカードの抜き差しをする
  4. APN設定を確認・再設定する
  5. モバイルデータ通信のオン・オフを試す

私の経験では、特に機内モードのオン・オフが意外と効果的。これにより端末が電波を再捕捉してくれることが多いんです。また、端末の再起動も基本中の基本ですが、意外と見過ごされがちな解決策です。電波を掴み直すことで改善するケースが多いですよ。

それでも改善しない場合は、APN設定を確認してみましょう。IIJmioのタイプDの正しいAPN設定は以下の通りです。

設定項目設定値
APNiijmio.jp
ユーザー名mio@iij
パスワードiij
認証タイプPAPまたはCHAP

スマホの設定を確認したところ、APNが何らかの原因で変更されていて、上記の設定値に修正したところすぐに問題が解決した、といったケースは意外と多いんですよ。

また、特定の場所だけで繋がらない場合は、その場所の電波状況が悪い可能性が高いです。特に地下や厚い壁に囲まれた建物内、エレベーター内などは電波が届きにくくなります。そういった場所では、可能であればWi-Fiを利用するのが確実です。

どうしても改善しない場合は、後述するタイプAへの変更を検討するのも一つの選択肢。私の場合、自宅マンションでタイプDが安定しなかったため、タイプAに変更したところ改善しました。場所によって相性があるので、最終手段として考えておくといいでしょう。

IIJmioのau回線の評判と実際の使用感

IIJmioのau回線の評判と実際の使用感

IIJmioのau回線(タイプA)は、全体的に評判が良く、特に都市部では安定した通信が可能というのが大方の意見です。SNSでの口コミを見ると「タイプAに変えてから快適になった」「都心部でも問題なく使える」という声が多く見られます。

【タイプA(au回線)の特徴】

  • 建物内の電波:800MHz帯のプラチナバンドを活用し、建物内でも電波が届きやすい
  • 昼間の速度:混雑時間帯でも平均10Mbps前後を維持することが多い
  • 都市部での安定性:ドコモ回線と比べて安定している傾向がある
  • 端末との相性:au端末との相性が良く、全機能を活用できる

実際の使用感として、タイプAは都市部や建物内での電波の入りやすさが特徴的です。au回線は800MHz帯のプラチナバンドを活用しており、建物の中や地下でも比較的電波が届きやすいんですよ。私が以前、自宅マンションの一室でタイプDからタイプAに変更した際、明らかに電波状況が改善されました。

利用シーンタイプA(au回線)の評価コメント
都市部での利用★★★★☆安定して使える、昼間も比較的快適
建物内での利用★★★★★プラチナバンドの効果で電波が入りやすい
地下や山間部★★★☆☆ドコモ回線と比べるとやや劣る場合も
混雑時間の通信★★★★☆他MVNOと比較して速度低下が少ない

また、昼間の混雑時間帯でも比較的安定している点も評価されています。実測値では、昼の12時台でも平均10Mbps前後の速度が出ることが多いようです。これは動画視聴にも十分な速度で、SNSやウェブ閲覧ならストレスなく利用可能です。

ただし、地方や山間部ではやや不利に感じることも。一般的に、au回線はドコモ回線に比べて地方でのカバーエリアが若干狭い傾向にあるので、山間部や地方に行くことが多い方は注意が必要かもしれません。

IIJmioの回線速度を時間帯別に測定した結果

IIJmioの回線速度を時間帯別に測定した結果

IIJmioの回線速度は時間帯によって大きく変動します。これはIIJmioに限らず、MVNO全般に言えることですが、特に昼休みの時間帯(12時〜13時)は速度低下が顕著です。実際に時間帯別の速度測定を行った結果を見てみましょう。

時間帯タイプD(ドコモ回線)タイプA(au回線)
朝(8時頃)下り:約19Mbps
上り:約9Mbps
下り:約27Mbps
上り:約10Mbps
昼(12時頃)下り:約8Mbps
上り:約7Mbps
下り:約10Mbps
上り:約8Mbps
夕方(18時頃)下り:約18Mbps
上り:約8Mbps
下り:約22Mbps
上り:約9Mbps
夜(22時頃)下り:約20Mbps
上り:約9Mbps
下り:約24Mbps
上り:約10Mbps

これらの数値は2025年初めに都内で測定した平均的な数値です。実際には測定場所や日によってもばらつきがありますが、全体的にタイプAの方が若干速い傾向が見られました。特に朝の時間帯では、タイプAはタイプDより8Mbpsも速く、かなりの差があります。

注目すべきポイントは、昼の時間帯でも両タイプとも8〜10Mbpsの速度が出ていること。以前のIIJmioは昼間になると1Mbpsを切るほど遅くなることもあったそうですが、2024年夏頃から速度が大幅に改善されたようです。現在のこの速度なら、YouTubeなどの動画視聴も標準画質であれば問題なく楽しめる水準と言えるでしょう。

ただし注意点もあります。上記はあくまで平均的な数値で、都心部の混雑する場所では更に遅くなることも。特に金曜日や祝前日の夕方は、どの格安SIMも速度低下が大きくなる傾向があるので覚えておくといいですよ。私の経験では、渋谷や新宿といった人が多く集まる場所では、平均値よりも2〜3割ほど遅くなることがありました。

また、地方や郊外ではまた違った結果になることも。一般的には都市部より速度は出やすいのですが、電波自体の入りやすさも関係してくるので一概には言えません。自分がよく利用するエリアで一度測定してみるのがベストでしょう。

IIJmioのau回線への切り替え方法と手数料について

IIJmioのau回線への切り替え方法と手数料について

IIJmioではタイプD(ドコモ回線)からタイプA(au回線)への切り替え、あるいはその逆の切り替えが可能です。もし現在の回線で通信状況に不満があれば、別の回線に切り替えてみるのも一つの選択肢。実際、私も以前タイプDからタイプAに切り替えたことがあり、手続き自体はそれほど複雑ではありませんでした。

回線切り替えの手順

  1. 「My IIJmio」にログインする
  2. 「オプション変更・設定」メニューを選択
  3. 「SIMタイプ変更」を選択
  4. 変更したいSIMを選択し、希望のSIMタイプを指定
  5. 注意事項を確認し、申し込みを完了させる

ただし、回線の切り替えには手数料がかかる点に注意しましょう。具体的には以下の費用が必要です。

費用項目金額(税込)
SIMタイプ変更手数料2,200円
SIMカード発行手数料(タイプD)433.4円
SIMカード発行手数料(タイプA)446.6円

つまり、タイプDからタイプAに変更する場合は合計2,646.6円、逆にタイプAからタイプDに変更する場合は2,633.4円の費用がかかります。この費用は変更申し込み時ではなく、翌月の請求に合算される形となります。

注意点として、回線タイプの変更を申し込むと新しいSIMカードが届きますが、古いSIMカードはそのまま使い続けることはできません。必ず新しいSIMカードに差し替える必要があります。変更後も古いSIMを使い続けて通信できなくなったというトラブルもよくあるケースなので、必ず新しいSIMが届いたら速やかに交換しましょう。

また、SIMタイプの変更はすぐには反映されず、申し込みから1週間程度かかることも知っておくといいですね。私が変更した際は申し込みから5日後に新しいSIMが届きました。急いで変更したい場合は、この日数も考慮しておきましょう。

さらに、eSIMを利用している場合の切り替えも可能です。eSIMの場合は物理的なSIMカードの差し替えは不要ですが、新しいQRコードまたはアクティベーションコードが発行されるので、それをスマホに読み込む必要があります。この場合のeSIMプロファイル発行手数料は220円となります。

IIJmioの回線選びで失敗しないためのポイント

IIJmioの回線選びで失敗しないためのポイント

IIJmioの回線選びで最も重要なのは、自分の生活環境や使用シーンに合わせた選択をすることです。タイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)、どちらが絶対に良いというわけではなく、それぞれに強みと弱みがあります。失敗しないためのポイントをいくつか紹介します。

回線選びの重要ポイント

  • 主な生活エリアでの電波状況を確認する
  • 使用する端末との相性を考える
  • 利用シーンに合わせた選択をする
  • 必要なSIMタイプがどちらで提供されているか確認する

まず、自宅や職場など日常的に過ごす場所での電波状況を確認しましょう。すでにドコモやauの回線を使っているなら、その電波状況がそのままIIJmioのタイプDやタイプAに反映されると考えて良いです。

次に使用する端末との相性も重要です。特にAndroid端末は注意が必要で、auの端末をそのまま使う場合はタイプA、ドコモの端末ならタイプDを選ぶのが無難です。これは端末が対応している周波数帯の問題で、他社の回線で使うと一部の周波数が利用できず、電波が弱くなることがあるからです。iPhoneは比較的どちらの回線でも問題なく使えますが、最新モデルほどその傾向が強いです。

また、利用シーンによっても最適な回線は変わります。地方や山間部への旅行が多い人は、エリアカバー率の広いタイプDが安心。逆に都市部中心の生活で建物内での利用が多い人は、建物内の電波が入りやすいタイプAが良いかもしれません。

最後に、必要とするSIMタイプがどちらで提供されているかも重要です。例えば、データeSIMが必要な場合はタイプDしか選べません。また、SMS機能付きSIMで5Gを利用したい場合はタイプAを選ぶ必要があります。

私の個人的な経験では、迷った場合はタイプAを選んでおくと失敗は少ないと感じています。特に2023年以降、ドコモ回線でパケ詰まり問題が発生していることもあり、都市部ではタイプAの方が安定している印象です。ただし、あくまでも一般論なので、前述のポイントをしっかり確認して選ぶのがベストでしょう。

なお、選択に失敗したと感じた場合でも、後からSIMタイプの変更は可能なので、あまり神経質になる必要はありません。手数料はかかりますが、長い目で見れば快適に使える環境を選ぶことの方が重要だと思います。

IIJmioはどこの回線?どこの会社?タイプDとAを比較・解説 まとめ

本記事のポイントをまとめます。

  • IIJmioはドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の両方を提供している
  • 運営会社は株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)である
  • 2012年からサービスを開始した老舗の格安SIMである
  • 現在はタイプAの方が都市部では安定している傾向がある
  • タイプDは地方や山間部でのエリアカバー率が優れている
  • au端末を使う場合はタイプA、ドコモ端末を使う場合はタイプDが相性がよい
  • データeSIMはタイプDでのみ提供されている
  • 昼間(12時〜13時)は両タイプとも速度低下が見られる
  • 通信速度は2024年夏頃から大幅に改善された
  • SIMタイプの変更は可能だが約2,600円の手数料がかかる
  • My IIJmioからSIMタイプの確認が可能である
  • SIMカードのICCIDでもタイプDかAかを判別できる
  • 建物内での電波はタイプAの方が入りやすい場合が多い
  • タイプDでつながらない場合はAPN設定を確認するとよい
  • 両タイプとも5Gに対応しているが、対応SIMタイプに違いがある

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