
「LINEMOは何回線まで契約できるの?」
「同一名義での複数回線契約に制限はあるのか」
「2回線目以降の申し込み方法やキャンペーンはどうなっているのか」
LINEMOで複数回線の契約を検討している方は、こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
特にLINEMOの二回線目や3回線目の契約では、マイメニューの管理方法やLINE連携の設定、家族が利用する場合の注意点など、1回線目とは異なる手続きや管理が必要になります。
この記事では、LINEMOの複数回線契約について、同一名義での契約上限から申し込み方法、2回線目のマイメニュー管理、複数回線キャンペーンの詳細、家族利用時の設定方法まで、実際の契約・運用で必要となる全ての情報を詳しく解説します。
この記事のポイント
- LINEMOの同一名義契約上限5回線と複数回線契約時の料金体系
- 2回線目以降の申し込み方法とキャンペーン特典の詳細
- 複数回線管理におけるマイメニューとLINE連携の設定方法
- 家族利用時の契約者設定と解約手続きの注意点
LINEMOで何回線まで契約できるのか基本情報と上限について

ここでは、LINEMOの同一名義での契約可能回線数から、複数回線契約時の料金体系、初期費用、利用できるキャンペーン、そして便利な2回線まとめて申し込み機能まで、複数回線契約に関する全ての基本情報を詳しく解説していきます。特に同一名義で最大5回線まで契約可能という重要なポイントや、2回線目以降も事務手数料が無料というメリットについても具体的にお伝えします。
- LINEMOは同一名義で何回線まで契約可能か
- LINEMOの複数回線契約で適用される料金プランと費用
- LINEMOの2回線目以降の事務手数料と初期費用
- LINEMOの複数回線キャンペーンで受けられる特典内容
- LINEMOの2回線まとめて申し込み機能について
LINEMOは同一名義で何回線まで契約可能か

LINEMOでは同一名義で最大5回線まで契約することが可能です。これは公式サイトのFAQでも明確に記載されており、個人でも法人でも同じ上限が適用されます。
この5回線という上限は、格安SIM業界の中でも比較的寛容な設定となっています。他社では2回線や3回線が上限のサービスも多い中、LINEMOなら十分な数の回線を一人で管理できるのです。メイン回線、仕事用、タブレット用、家族用、予備回線といった使い分けが可能になります。
LINEMOの契約回線数に関する基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
同一名義契約上限 | 最大5回線 |
契約者年齢制限 | 18歳以上 |
家族利用 | 利用者登録で18歳未満も利用可能 |
審査 | 各回線ごとに個別審査 |
契約方法 | オンラインのみ(1回線ずつまたは2回線まとめて) |
複数回線の契約を検討する際に知っておくべき重要なポイントがいくつかあります。まず、18歳未満の方は契約者になれませんが、親権者が契約者となり利用者登録することで利用可能です。
複数回線契約時の注意点
- 各回線ごとに個別の審査が必要
- 短期解約を繰り返すと審査に影響する可能性
- My Menuアカウントは回線ごとに個別管理
- 請求書は同一クレジットカードで統一可能
- 利用者登録は契約時に設定必要
- データ容量の回線間シェアは不可
特に重要なのは、複数回線を契約したからといって家族割引のような特別な割引制度がない点です。しかし、LINEMOの基本料金が非常に安く設定されているため、割引がなくても十分にお得に利用できます。
また、各回線で個別にMy Menuアカウントが作成されるため、家族がそれぞれ自分の利用状況を確認できる一方で、契約者は全回線の管理が少し煩雑になる可能性があります。この点は事前に理解しておくことが大切でしょう。
LINEMOの複数回線契約で適用される料金プランと費用

LINEMOの複数回線契約では、各回線で個別に料金プランを選択でき、回線ごとに異なるプランの組み合わせが可能です。現在提供されているのは、LINEMOベストプランとLINEMOベストプランVの2種類で、用途に応じて最適なプランを選択できます。
複数回線契約の大きなメリットは、メイン回線では大容量プラン、サブ回線では小容量プランといった使い分けができることです。例えば、1回線目を仕事用でLINEMOベストプランV(30GB)、2回線目をタブレット用でLINEMOベストプラン(3GB~10GB)といった柔軟な組み合わせが実現できます。
LINEMOの料金プラン詳細比較
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) | 通話 | 速度制限後 |
---|---|---|---|---|
LINEMOベストプラン | ~3GB ~10GB | 990円 2,090円 | 22円/30秒 | 300kbps (10GB超過後) |
LINEMOベストプランV | ~30GB | 2,970円 | 5分以内無料 超過後22円/30秒 | 1Mbps (30GB超過後) |
複数回線契約時の料金計算例を見てみましょう。5回線全てを最小容量(3GB)で契約した場合、月額費用は4,950円となり、家族5人分の通信費としては非常にリーズナブルです。
複数回線契約の料金シミュレーション
- 2回線契約例:メイン(ベストプランV 30GB)+ サブ(ベストプラン 3GB) = 3,960円
- 3回線契約例:大人2人(各ベストプランV)+ 子供1人(ベストプラン 3GB) = 6,930円
- 4回線契約例:家族4人(各ベストプラン 3GB) = 3,960円
- 5回線契約例:家族5人(各ベストプラン 3GB) = 4,950円
重要なのは、LINEMOには複数回線割引や家族割引といった制度がない代わりに、基本料金が最初から安く設定されていることです。他社キャリアで家族割を適用した場合と比較しても、LINEMOの方が総額で安くなるケースが多いのが特徴です。
また、全てのプランでLINEギガフリーが利用できるため、家族間の連絡手段としてLINEを多用する場合でも、データ消費を気にする必要がありません。これは複数回線契約において大きなメリットとなります。
LINEMOの2回線目以降の事務手数料と初期費用

LINEMOの2回線目以降の契約において最大の魅力は、何回線契約しても事務手数料が完全に無料という点です。大手キャリアでは1回線につき3,850円の契約事務手数料がかかることを考えると、この差は非常に大きいといえるでしょう。
複数回線契約時の初期費用について詳しく見ていくと、LINEMOは契約時にかかる費用が基本的に月額料金の日割り分のみとなります。これは1回線目だけでなく、2回線目、3回線目、4回線目、5回線目まで全て同じ条件が適用されるため、初期費用を抑えて複数回線を持ちたい方には理想的な環境が整っています。
LINEMOの初期費用詳細
費用項目 | 1回線目 | 2回線目以降 | 備考 |
---|---|---|---|
契約事務手数料 | 0円 | 0円 | 何回線でも無料 |
SIMカード送料 | 0円 | 0円 | 全国どこでも無料 |
初月基本料金 | 日割り計算 | 日割り計算 | 契約日から月末まで |
プラン変更手数料 | 0円 | 0円 | いつでも無料 |
eSIM再発行手数料 | 0円 | 0円 | SIM変更も無料 |
他社キャリアとの初期費用比較を見ると、LINEMOの優位性が明確になります。例えば大手3キャリアで5回線契約した場合、事務手数料だけで19,250円がかかりますが、LINEMOなら0円です。
複数回線契約時の費用比較(5回線の場合)
- LINEMO:初期費用0円 + 月額料金日割り分のみ
- ドコモ:事務手数料19,250円 + 月額料金
- au:事務手数料19,250円 + 月額料金
- ソフトバンク:事務手数料19,250円 + 月額料金
解約時の費用についても、LINEMOは非常に良心的です。解約手数料やMNP転出手数料は基本的に無料ですが、2024年6月1日以降の契約者に限り、加入当月の解約時のみ990円の契約解除料が発生する点は注意が必要です。
また、複数回線契約では各回線の請求を同一のクレジットカードでまとめることができるため、支払い管理も簡素化できます。ただし、My Menuアカウントは各回線で個別となるため、利用状況の確認は回線ごとに行う必要があります。この点を理解した上で、複数回線契約を検討することが重要でしょう。
LINEMOの複数回線キャンペーンで受けられる特典内容

LINEMOの複数回線契約では、既存契約者向けの「契約者向け!追加申込キャンペーン」が利用できます。このキャンペーンは2回線目以降の契約で適用され、通常3,000円相当、期間限定時には7,000円相当のPayPayポイントがプレゼントされる魅力的な特典です。
複数回線キャンペーンの大きな特徴は、同一名義での複数回線契約でも回線ごとにポイント還元が受けられることです。つまり、5回線契約すれば最大で15,000円相当から35,000円相当のPayPayポイントを獲得できる計算になります。
契約者向け追加申込キャンペーンの詳細
契約種別 | 通常特典 | 期間限定特典 | 適用条件 |
---|---|---|---|
他社からMNP | 3,000円相当 | 7,000円相当 | ソフトバンク系以外から |
新規契約 | 3,000円相当 | 3,000円相当 | 新しい電話番号取得 |
ソフトバンク系から | 対象外 | 対象外 | ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイル |
キャンペーンの適用を受けるためには、いくつかの重要な条件があります。まず、キャンペーン専用ページからの申し込みが必須で、通常の申し込みページからでは特典が適用されません。
キャンペーン適用の必須条件
- キャンペーン専用ページからの申し込み必須
- 既存LINEMO契約者であること
- LINEMOベストプランまたはLINEMOベストプランVへの申し込み
- 申し込み月の翌月末までに開通手続き完了
- 開通日から5ヶ月後上旬まで契約継続
通話オプション割引キャンペーン2との併用も可能で、これにより2回線目以降でも7ヶ月間の通話オプション割引を受けられます。具体的には、通話準定額(550円/月)が7ヶ月無料、通話定額(1,650円/月)が7ヶ月間1,100円で利用できます。
複数回線契約時の総合特典例
- 2回線目契約:PayPayポイント3,000円~7,000円 + 通話オプション7ヶ月割引
- 3回線目契約:追加でPayPayポイント3,000円~7,000円 + 通話オプション7ヶ月割引
- 4回線目契約:追加でPayPayポイント3,000円~7,000円 + 通話オプション7ヶ月割引
- 5回線目契約:追加でPayPayポイント3,000円~7,000円 + 通話オプション7ヶ月割引
注意点として、PayPayポイントの受け取りには開通から5ヶ月後の契約継続が条件となっており、それ以前に解約するとポイントは付与されません。また、My Menuに登録したメールアドレスにポイント受け取り案内が送信されるため、メールアドレスの管理も重要です。
LINEMOの2回線まとめて申し込み機能について

LINEMOでは2025年2月から「2回線まとめて申し込み」機能の提供が開始されました。この機能により、従来は1回線ずつしか申し込めなかった複数回線契約が、2回線分を同時に手続きできるようになり、契約者の利便性が大幅に向上しています。
まとめて申し込み機能の最大のメリットは、契約者情報の入力や本人確認書類のアップロード作業が1度で済むことです。従来の方法では、2回線契約するために同じ個人情報を2回入力し、本人確認書類も2回アップロードする必要がありましたが、この機能により手続き時間を大幅に短縮できるようになりました。
2回線まとめて申し込みの仕様詳細
項目 | 対応状況 | 制限・注意点 |
---|---|---|
同時申込回線数 | 最大2回線 | 3回線以上は個別申し込み |
契約者名義 | 同一名義のみ | 異なる名義は不可 |
SIMタイプ | SIMカードのみ | eSIMは個別申し込み必要 |
利用者登録 | 1・2回線目ともに可能 | 契約者以外も利用者設定可 |
プラン選択 | 回線ごとに個別選択 | 異なるプランの組み合わせ可 |
まとめて申し込みを利用する際の手順は、通常の1回線申し込みとほぼ同様ですが、プラン選択段階で「2回線を同時」を選択することが重要です。この選択により、1回線目と2回線目のプランを個別に設定できるようになります。
2回線まとめて申し込みの手順
- キャンペーン専用ページにアクセス
- 「今すぐ申し込む」から「2回線を同時」を選択
- 1回線目の申し込み方法を選択(新規・MNP)
- 2回線目の申し込み方法を選択(新規・MNP)
- 各回線のプランを個別に選択
- 契約者情報を1回のみ入力
- 本人確認書類を1回のみアップロード
- 申し込み完了・審査開始
まとめて申し込み機能には専用のキャンペーンも用意されており、「2回線まとめて申し込みでPayPayポイントプレゼントキャンペーン」では2回線目に対してPayPayポイントが付与されます。通常は3,000円相当、期間限定時には7,000円相当のポイントが受け取れるため、従来の個別申し込みと比較してもメリットが大きいといえます。
まとめて申し込み機能の制限事項
- eSIM契約不可:SIMカードのみ対応(開通後にeSIM変更可能)
- 3回線以上不可:3回線目以降は個別申し込み必要
- 同一名義限定:異なる名義での同時申し込み不可
- キャンペーン専用ページ必須:通常ページからは利用不可
- 審査は個別:各回線で個別審査が実施される
まとめて申し込み機能を利用する場合でも、各回線の審査は個別に行われるため、1回線目が承認されても2回線目が審査落ちする可能性があります。また、eSIMでの契約を希望する場合は、まとめて申し込み機能では対応していないため、個別に申し込む必要があります。ただし、SIMカードで契約後にeSIMへの変更は可能なので、初回はSIMカードで申し込んでから後日変更するという方法も選択できます。
LINEMOで何回線まで契約できるかを踏まえたでの申し込み方法と注意点

ここでは、LINEMOの複数回線契約における実践的な申し込み方法から、開通後のマイメニュー管理、LINE連携の設定、家族利用時の注意点、そして解約時の手続きまで、実際の契約・運用で必要となる全ての情報を詳しく解説していきます。各回線ごとに個別の手続きが必要な点や、家族利用時の利用者登録の重要性についても具体的な手順とともにお伝えします。
- LINEMOの二回線目の申し込み手順と必要書類
- LINEMOの2回線目でマイメニューを管理する方法
- LINEMOの2回線目でLINE連携を設定する手順
- LINEMOで家族が利用する場合の契約者設定
- LINEMOの3回線目以降を契約する時の注意事項
- LINEMOの複数回線解約時の手続きと違約金について
LINEMOの二回線目の申し込み手順と必要書類

LINEMOの二回線目以降の申し込みは、基本的に1回線目と同じ手順で進められますが、既存契約者向けのキャンペーン専用ページを利用することで特典を受けられます。申し込み方法は、個別申し込みと2回線まとめて申し込みの2つがあり、それぞれメリットが異なります。
申し込み手順を理解する上で重要なのは、LINEMOがオンライン専用サービスであるため、全ての手続きがウェブ上で完結することです。店舗での申し込みはできないため、事前準備をしっかりと行い、手順に沿って正確に進めることが成功の鍵となります。
申し込み前の必要書類チェックリスト
- 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
- クレジットカードまたは口座情報:支払い方法の設定用
- MNP予約番号:他社から乗り換えの場合(有効期限10日以上必要)
- メールアドレス:フリーメール推奨(キャリアメール不可)
- 利用予定端末:動作確認済み端末であること確認
- ネットワーク暗証番号:ソフトバンク・ワイモバイルからの場合
申し込み手順は、申し込み方法によって若干異なります。個別申し込みの場合は1回線目と全く同じ流れですが、既存契約者向けキャンペーンを利用する場合は専用ページからアクセスする必要があります。
個別申し込みの詳細手順
- キャンペーン専用ページにアクセス(契約者向け追加申込キャンペーン)
- 申し込み方法を選択(新規契約・他社からMNP・ソフトバンク系から)
- SIMタイプを選択(SIMカード・eSIM)
- 利用予定端末を選択(持ち込み・その他)
- プランとオプションを選択(ベストプラン・ベストプランV)
- 契約者情報を入力(氏名・住所・生年月日など)
- 本人確認書類をアップロード(画像ファイル形式)
- 支払い方法を設定(クレジットカード・口座振替)
- 申し込み内容を確認・送信
- 審査完了後、SIMカード発送またはeSIM設定案内
2回線まとめて申し込みを利用する場合は、前述した手順で1回線目と2回線目のプランを同時に選択できます。ただし、eSIMには対応していないため、eSIMでの契約を希望する場合は個別申し込みを選択する必要があります。
申し込み完了後の流れについても理解しておくことが重要です。審査は通常1〜2時間程度で完了し、15時までに審査が完了すれば最短当日にSIMカードが発送されます。eSIMの場合は審査完了後に設定用のQRコードが記載されたメールが届くため、そちらに従って設定を進めることになります。
LINEMOの2回線目でマイメニューを管理する方法

LINEMOの2回線目以降では、各回線ごとに個別のMy Menuアカウントが作成され、回線別の管理が必要になります。これは1つのアカウントで複数回線を管理できる他社サービスとは大きく異なる点で、利用開始前に理解しておくべき重要なポイントです。
My Menuの管理方法を正しく理解することで、各回線の利用状況確認、プラン変更、オプション設定などがスムーズに行えるようになります。特に家族で複数回線を利用する場合、各回線のログイン情報を適切に管理することが重要となります。
My Menuアカウントの基本構造
項目 | 1回線目 | 2回線目以降 |
---|---|---|
アカウント数 | 1個 | 回線数分 |
ログインID | 携帯電話番号 | 各回線の電話番号 |
パスワード | 個別設定 | 個別設定 |
請求情報 | 個別表示 | 個別表示 |
統合管理 | 不可 | 不可 |
複数回線のMy Menu管理では、ログインとログアウトの切り替えが頻繁に必要になります。特に契約者が全回線を管理する場合、各回線のログイン情報を整理して管理することが重要です。
回線切り替えの具体的手順
- 現在ログイン中のアカウントからログアウト
- 確認したい回線の電話番号でログイン
- 該当回線のMy Menuパスワードを入力
- 利用状況・請求情報を確認
- 必要に応じてプラン変更やオプション設定
- 他回線確認時は再度ログアウト・ログイン
My Menuで確認・設定できる項目は各回線共通ですが、データ使用量や請求金額は回線ごとに独立しています。家族利用の場合、利用者にMy Menuのログイン情報を共有することで、各自で利用状況を確認できるようになります。
My Menuで管理できる項目一覧
- データ使用量の確認:当月・過去の利用量
- 請求金額の確認:当月・過去の請求書
- プラン変更:ベストプラン⇔ベストプランV
- オプション変更:通話オプションの追加・削除
- 支払い方法変更:クレジットカード・口座情報
- 契約者情報変更:住所・メールアドレス等
- SIM変更:SIMカード⇔eSIM
- キャンペーン確認:適用状況・特典付与予定
複数回線管理時の注意点として、パスワードを忘れた場合の復旧方法も把握しておく必要があります。各回線のパスワードリセットは個別に行う必要があり、同時リセットはできません。また、My Menuアプリを利用する場合も、回線ごとにログイン・ログアウトが必要になるため、家族で利用する際は事前にルールを決めておくことをお勧めします。
LINEMOの2回線目でLINE連携を設定する手順

LINEMOの2回線目以降でも、各回線ごとに個別にLINE連携を設定することが可能で、データ残量や請求金額の確認が手軽に行えるようになります。ただし、LINE連携は1つのLINEアカウントにつき1回線のみの設定となるため、複数回線を管理する場合は工夫が必要です。
LINE連携設定の重要性は、My Menuにログインする手間を省けることと、LINEの通知機能でデータ使用量の警告や請求情報を受け取れることにあります。特に家族で複数回線を利用している場合、各利用者が自分の回線状況を簡単に確認できるため、データ超過の防止にも効果的です。
LINE連携の基本設定手順
- LINEアプリを開き「LINEMO公式アカウント」を友だち追加
- LINEMO公式アカウントのトーク画面を開く
- 「かんたん確認」ボタンをタップ
- 「My Menuとの連携はこちら」を選択
- 「さっそくMy Menuと連携する」をタップ
- Wi-Fiをオフにして「次へ」をタップ
- 「LINEMO My Menuと連携する」を選択
- 連携完了の確認
複数回線のLINE連携を効率的に管理するためには、いくつかの方法があります。最も一般的なのは、家族それぞれのLINEアカウントで各自の回線と連携する方法です。
複数回線でのLINE連携パターン
連携パターン | メリット | デメリット |
---|---|---|
家族各自で連携 | 個別管理が簡単 プライバシー確保 | 契約者の一括確認不可 |
契約者のみ連携 | 1つのLINEで管理 切り替えで全回線確認 | 連携解除・再設定が必要 |
サブLINEアカウント活用 | 複数回線の同時管理 契約者の統合確認 | アカウント管理が複雑 |
LINE連携で利用できる機能は、データ残量の確認、請求金額の確認、キャンペーン情報の受信などがあります。また、データ使用量が設定値に達した場合の通知機能も利用できるため、データ超過の防止に役立ちます。
LINE連携で確認できる情報と注意点
- データ残量確認:リアルタイムでの使用量表示
- 請求金額確認:当月分の料金詳細
- データ追加購入:LINE上から直接購入可能
- キャンペーン情報:適用状況や新キャンペーンの案内
- データ使用量アラート:設定値到達時の自動通知
- 請求確定通知:毎月の請求額確定のお知らせ
LINE連携設定時の重要な注意点として、連携は回線開通後に行う必要があることと、1つのLINEアカウントにつき1回線のみの連携制限があることを理解しておく必要があります。また、回線を解約した場合は自動的に連携が解除されるため、再契約時には再度設定が必要になります。家族利用の場合は、各利用者が自分のLINEアカウントで連携設定を行うことで、最も効率的な管理が可能になります。
LINEMOで家族が利用する場合の契約者設定

LINEMOで家族が利用する場合、18歳未満は契約者になれないため、親権者が契約者となり利用者登録を行う必要があります。この利用者登録は法的な要件であり、適切に設定することで家族全員が安心してLINEMOを利用できるようになります。
家族利用時の契約者設定を正しく理解することで、責任の所在を明確にしながら、実際の利用者に合わせた管理が可能になります。特に子供用スマホとして利用する場合、利用者登録により適切なフィルタリング設定や利用制限が適用されるため、安全な利用環境を構築できます。
契約者と利用者の関係性
項目 | 契約者 | 利用者 |
---|---|---|
年齢制限 | 18歳以上 | 制限なし |
責任範囲 | 料金支払い・契約変更 | 実際の端末利用 |
本人確認 | 必須 | 必須(18歳未満の場合) |
My Menu権限 | 全権限 | 利用状況確認のみ |
契約変更権限 | あり | なし |
家族利用設定の手順は、申し込み時の利用者情報入力から始まります。この設定により、実際の利用者に合わせたサービス提供や、年齢に応じた制限設定が自動的に適用されます。
利用者登録の具体的手順
- 申し込み画面で「利用者情報」を選択
- 利用者の氏名・生年月日を正確に入力
- 契約者との続柄を選択
- 利用者の本人確認書類をアップロード(18歳未満の場合)
- 必要に応じて家族関係証明書類を提出
- フィルタリングサービスの設定(18歳未満は原則必須)
- 契約内容確認・申し込み完了
家族利用時に必要となる書類は、契約者と利用者の関係性によって異なります。同居している家族の場合は基本的な本人確認書類で十分ですが、別居している場合や姓が異なる場合は追加の証明書類が必要になります。
家族利用時の必要書類
- 基本書類(全ケース):契約者の本人確認書類
- 利用者18歳未満:利用者の本人確認書類
- 別居家族:住民票または戸籍謄本
- 姓が異なる場合:戸籍謄本または婚姻証明書
- 同性パートナー:パートナーシップ証明書
- 養子縁組:戸籍謄本(養子関係記載)
子供用スマホとして利用する場合、フィルタリングサービスの設定が重要になります。LINEMOでは18歳未満の利用者に対して原則としてフィルタリングサービスの設定が必要で、これは法律で定められた要件です。保護者は利用者の年齢や利用状況に応じて、適切なフィルタリング設定を選択する必要があります。
また、契約者は利用者の代理でMy Menuの管理や契約変更を行えますが、利用者自身もデータ使用量の確認などは可能になっています。家族利用の場合は、契約者と利用者双方が権限と責任の範囲を理解した上で、適切な利用ルールを設定することが重要でしょう。
LINEMOの3回線目以降を契約する時の注意事項

LINEMOの3回線目以降を契約する際には、複数回線契約特有の制限事項や審査基準の変化について理解しておく必要があります。2回線目までは比較的スムーズに契約できることが多いですが、3回線目以降では審査がより厳格になる傾向があり、事前の準備が重要になります。
多くの回線を契約することで生じる管理面の複雑さや、短期解約による信用への影響なども考慮する必要があります。特に5回線という上限に近づくにつれて、各回線の利用目的や管理方法を明確にしておくことが成功のカギとなります。
3回線目以降の審査で重視される項目
審査項目 | 1-2回線目 | 3回線目以降 |
---|---|---|
既存回線の利用状況 | 基本チェック | 詳細な利用履歴確認 |
短期解約履歴 | 参考程度 | 重要な判断材料 |
支払い履歴 | 直近数ヶ月 | 全期間の支払い状況 |
利用目的の妥当性 | 簡易確認 | 詳細な確認 |
同時申込制限 | 2回線まとめて可 | 個別申込のみ |
3回線目以降の契約では、既存回線の管理状況が重要な審査要因となります。データ使用量が極端に少ない回線が複数ある場合や、開通後すぐに利用停止している回線がある場合は、審査に影響する可能性があります。
審査通過のための対策事項
- 既存回線の適切な利用:各回線で一定のデータ使用実績を作る
- 支払い遅延の回避:全回線で期日通りの支払いを維持
- 短期解約の回避:最低6ヶ月以上の利用継続
- 利用目的の明確化:各回線の用途を明確に区別
- 申込間隔の調整:前回契約から一定期間を空ける
- 契約者情報の最新化:住所・連絡先等を最新状態に保つ
複数回線契約時の管理面での注意点も重要です。回線数が増えるにつれて、各回線のプラン内容、利用状況、請求金額などの把握が困難になります。
複数回線管理のベストプラクティス
- 回線管理表の作成:電話番号・用途・プラン・利用者を一覧化
- My Menuログイン情報の整理:各回線のID・パスワードを管理
- 利用状況の定期確認:月次でのデータ使用量チェック
- 請求金額の統合管理:全回線の請求額を合計把握
- 不要回線の整理:利用実態のない回線の解約検討
- キャンペーン適用状況の確認:各回線の特典付与時期管理
3回線目以降では、2回線まとめて申し込み機能が利用できないため、必ず個別申し込みとなります。また、eSIMでの契約を希望する場合も個別対応となるため、申し込み手続きにかかる時間や手間が増加することを考慮しておく必要があります。複数回線の審査は独立して行われますが、既存回線の状況が新規回線の審査に影響するため、全体的な管理状況を良好に保つことが重要です。
LINEMOの複数回線解約時の手続きと違約金について

LINEMOの複数回線解約では、各回線ごとに個別の解約手続きが必要で、一括解約のような仕組みは提供されていません。解約時の費用についても回線ごとに発生するため、複数回線を解約する場合は総額での計算が重要になります。
解約手続きの理解において重要なのは、LINEMOが基本的に解約手数料無料であることと、契約時期によって一部例外があることです。特に2024年6月1日以降の契約者については加入当月解約時の契約解除料に注意が必要で、これは複数回線解約時には複数回分の費用となる可能性があります。
解約時費用の詳細
解約パターン | 2024年5月31日以前契約 | 2024年6月1日以降契約 |
---|---|---|
通常解約 | 0円 | 0円 |
加入当月解約 | 0円 | 990円(税込) |
MNP転出手数料 | 0円 | 0円 |
番号移行手数料 | 0円 | 0円 |
複数回線を同時期に解約する場合の手順は、各回線で個別に解約手続きを行う必要があります。My Menuからの解約、電話での解約、いずれの方法でも回線ごとの手続きが必要です。
複数回線解約の具体的手順
- 解約予定回線の整理:解約回線と継続回線を明確に分類
- キャンペーン特典への影響確認:特典付与前解約による影響調査
- データ・連絡先のバックアップ:重要データの事前保存
- MNP予約番号取得:番号継続の場合は事前取得
- 各回線のMy Menuにログイン:個別に解約手続き実施
- 解約完了確認:各回線の解約処理完了を確認
- 最終請求の確認:日割り計算での最終請求額確認
解約時に特に注意すべきなのは、キャンペーン特典への影響です。PayPayポイント付与前に解約すると特典を受け取れないため、特典付与時期を確認してから解約手続きを行うことが重要です。
解約前の確認事項
- キャンペーン特典付与時期:PayPayポイント等の受取時期確認
- 最低利用期間:短期解約による信用への影響考慮
- データ残量:未使用データの有効活用
- 継続回線への影響:解約による他回線への影響なし
- 支払い方法:最終請求の支払い方法確認
- LINE連携解除:自動解除されるため再設定が必要
複数回線解約時の注意点として、解約のタイミングも重要です。月末近くの解約では手続き完了が翌月になる可能性があり、追加で1ヶ月分の料金が発生する場合があります。また、家族利用していた回線を解約する場合は、利用者への事前連絡と代替手段の準備も必要です。解約後のMy MenuやLINE連携は自動的に無効になるため、必要な情報は解約前に保存しておくことをお勧めします。
LINEMOは何回線まで契約できる?複数回線契約の完全ガイド&キャンペーン解説 まとめ
本記事のポイントをまとめます。
- LINEMOは同一名義で最大5回線まで契約できる
- 2回線目以降も契約事務手数料が完全無料である
- LINEMOベストプランとベストプランVを回線ごとに選択可能
- 複数回線契約でも家族割引は適用されない
- 契約者向け追加申込キャンペーンで最大7,000円相当のPayPayポイントがもらえる
- 2回線まとめて申し込み機能で手続きが簡素化できる
- 各回線ごとに個別のMy Menuアカウントが必要となる
- LINE連携は1つのLINEアカウントにつき1回線のみ設定可能
- 18歳未満は契約者になれず親権者による利用者登録が必要
- 3回線目以降の契約では審査がより厳格になる傾向がある
- 複数回線管理では各回線の用途と利用状況を明確にすることが重要
- eSIMは2回線まとめて申し込みに対応していない
- 解約は各回線ごとに個別手続きが必要である
- 2024年6月1日以降契約者は加入当月解約時に990円の契約解除料が発生
- 短期解約を繰り返すと今後の審査に影響する可能性がある