
「NURO光はやめとけ」「NURO光のセキュリティはやばい」といった声をネット上で見かけたことはありませんか?高速インターネットとして知られるNURO光ですが、2ch(現5ch)などでは「ゴミ回線」と酷評されることもあるようです。
一方で、「NURO光2ギガの評判は良い」「通信速度が安定している」という声も少なくありません。私がNURO光を利用した限りは不満点はないのですが、なぜこれほど評価が分かれるのでしょうか?
本記事では、NURO光の評判が悪いと言われる理由を徹底調査しました。「NURO光の工事がひどい」と言われる真相や、「NURO光は危険」と噂される背景、さらには解約時に注意すべきポイントまで、あらゆる角度から検証します。
NURO光の契約を検討している方はもちろん、すでに利用中の方も必見の内容です。本当に信頼できるサービスなのか、あなた自身で判断するための材料をご提供します。
この記事のポイント
- NURO光の評判が悪いと言われる主な理由(工事の遅さ、パケットロス問題、サポート対応の悪さなど)
- NURO光のセキュリティに関する懸念と実態(ONUの問題や対応方法)
- NURO光の通信速度の実情と他社回線との比較データ
- NURO光を契約する際の注意点と知っておくべき重要事項(解約時の費用、提供エリア制限など)
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NURO光の評判が悪いと言われるのはなぜ?主な5つの理由を解説

ゲーマー御用達の高速回線であるNURO光ですが、なぜかインターネット上では評判が悪いという声も目立ちます。実際のユーザー評価が極端に分かれる光回線として知られているNURO光。この評価の分かれ目はどこにあるのでしょうか?
ここからは、NURO光の評判が悪いと言われる主な5つの理由を、実際のユーザーの声をもとに詳しく解説していきます。あなたの環境に合うかどうかを判断するための重要な情報となるはずです。
- NURO光の工事がひどいと感じる人が多い理由
- NURO光はゴミ回線?パケットロス問題の真相
- NURO光のサポート対応に不満の声が多い?
- NURO光の提供エリア制限とマンション対応の問題点
- NURO光を「やめとけ」と言われる主な原因
NURO光の工事がひどいと感じる人が多い理由

NURO光の工事に関する評判は、残念ながらあまり良くありません。実際にユーザーレビューを調査してみたところ、「工事がひどい」という声が数多く見つかりました。では、なぜそのような評価になってしまうのでしょうか?
最大の問題は、NURO光の開通工事が2回必要という点です。一般的な光回線では1回で完了する工事が、NURO光では宅内工事と屋外工事の2回に分かれています。それぞれの工事には立ち会いが必要なため、仕事を休む必要が2回発生するわけです。会社勤めの方にとっては非常に大きな負担になりますよね。
さらに厄介なのが、開通までの期間の長さです。NURO光公式によると、開通までの目安は戸建てで1〜3ヶ月、マンションで2〜3ヶ月とされていますが、実際には5ヶ月以上待たされるケースも珍しくありません。「5月に申し込んで10月にやっと工事」なんて声も見かけました。これじゃあ不満が出るのも無理ないですよね。
工事の問題点 | 詳細 |
---|---|
工事回数 | 2回(宅内工事と屋外工事) |
立ち会い | 両方の工事で必要 |
開通期間 | 戸建て:1〜3ヶ月(最悪5ヶ月以上) マンション:2〜3ヶ月 |
工事日程の連絡 | 連絡がずさん、突然の延期がある |
工事日程の連絡体制も問題視されています。「工事日を決めたのに当日キャンセルされた」「次の工事日の連絡が来ない」といった声がSNSでも散見されます。
NURO光の工事に関する不満点
- 工事が2回あり、どちらも立ち会いが必要
- 開通までの期間が非常に長い
- 工事日程の変更連絡がずさん
- 土日祝日の工事には追加料金(3,300円)が発生
- 同日工事を希望する場合も追加料金(5,500円)が必要
ただし、最近では2025年2月に提供開始された「NURO光One」というプランでは、工事回数が1回に改善されています。工事の手間を省きたい方は、このプランも検討してみるといいかもしれませんね。
NURO光はゴミ回線?パケットロス問題の真相

「NURO光はゴミ回線」という辛辣な評価をネット上で見かけますが、この評判の大きな原因となっているのが「パケットロス」の問題です。特に2021年から2022年にかけて、NURO光では大規模なパケットロスが発生し、ユーザーからの不満が爆発しました。
パケットロスとは、簡単に言うと通信中にデータの一部が失われてしまう現象です。インターネット通信ではデータを小さなパケットに分割して送受信していますが、このパケットが途中で消失すると、オンラインゲームではラグが発生したり、映像や音声が乱れたりします。私自身、NURO光以外の回線でパケットロスを経験したことがありますが、FPSゲームが全く楽しめない状態でした。
なぜNURO光でこのようなパケットロスが多発したのでしょうか?主な原因は以下のようなものが考えられます。
パケットロスの原因 | 詳細 |
---|---|
ユーザー急増 | 高速通信をアピールしたため、オンラインゲーマーなど通信量の多いユーザーが集中 |
夜間の混雑 | 特に夜8時から深夜にかけて利用者が集中 |
大型アップデート | 人気ゲームの大型アップデートが重なり、一時的に通信量が爆発 |
設備増強の遅れ | ユーザー増加に設備増強が追いつかなかった |
特に悪名高かったのは、夜間の通信速度低下です。日中は1Gbps近い速度が出ていても、夜間になると10Mbpsを下回るような極端な速度低下を経験したユーザーも少なくありません。YouTubeの動画どころか広告を開くのにも時間がかかるほどだったとの報告も。
パケットロスで発生する現象
- オンラインゲームでのラグや遅延
- キャラクターが瞬間移動するように見える
- 映像や音声の乱れ
- ウェブページの読み込みが極端に遅くなる
- 通信が途切れる
ただし、朗報もあります。NURO光は2022年10月に公式に回線トラブルを認め、ネットワーク設備の増強を行いました。現在は以前よりもパケットロスの問題は改善されつつあります。実際、最近の口コミを見ると「昔ほど遅くない」「安定してきた」という声も増えてきました。地域差はあるものの、徐々に状況は良くなっているようです。
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NURO光のサポート対応に不満の声が多い?

高速インターネットを売りにしているNURO光ですが、サポート面での評判は芳しくありません。特にトラブル発生時の対応に関しては、多くのユーザーが不満を抱えています。実際の口コミを調査してみると、サポート対応に関する不満は大きく分けて3つのパターンがありました。
まず最も多いのが「電話がつながらない」という問題です。NURO光のサポートデスクは平日9:00〜18:00の受付ですが、この時間帯でも電話がなかなかつながらないという声が非常に多く見られます。仕事から帰ってきた夕方以降に問い合わせが集中するため、回線がパンク状態になっているようです。私も以前別のサービスで同様の経験をしましたが、何度かけても「ただいま混み合っております」と言われ続けると、本当にイライラしますよね。
サポートの問題点 | ユーザーの声 |
---|---|
電話がつながらない | 「何度かけても話し中」「30分待たされた末に切れた」 |
対応の質にばらつき | 「担当者によって言うことが違う」「初歩的な対処法しか教えてくれない」 |
解決までに時間がかかる | 「同じ説明を何度もさせられた」「結局解決しなかった」 |
チャットサポートの反応 | 「3時間待たされた挙げく強制ログアウト」「AIチャットは的外れな回答」 |
次に問題となるのが、サポート担当者によって対応の質にばらつきがある点です。同じ質問をしても担当者によって回答が異なり、「できない」と言われたことが別の担当者では「できる」と言われるケースも報告されています。これでは信頼関係が築けませんよね。
さらに、トラブル解決までに時間がかかりすぎるという不満も多く見られます。「ONUが故障して3日間インターネットが使えなかった」「回線速度が遅いと伝えても『再起動してください』としか言われなかった」など、根本的な解決に至らないケースが少なくありません。
NURO光のサポート窓口
- 電話サポート:9:00〜18:00、平日のみ
- チャットサポート:AIチャットは24時間、オペレーター対応は9:00〜18:00
- メッセージ:マイページから問い合わせ可能
最近では電話よりもチャットサポートの方が繋がりやすいという声もあります。ただし、チャットサポートも混雑時には数時間待たされることがあるので注意が必要です。複雑な問題は電話、簡単な質問はチャットと使い分けるのが良さそうですね。
NURO光の提供エリア制限とマンション対応の問題点

NURO光の大きなデメリットの一つが、提供エリアの制限です。全国どこでも利用できるフレッツ光や光コラボと異なり、NURO光は対応エリアが限られています。これが「NURO光を契約したくてもできない」という声につながっているわけですね。
現在のNURO光の提供エリアは、北海道、関東、東海、関西、中国、九州の一部に限定されています。しかも、これらの都府県内でも全ての地域で使えるわけではなく、市区町村レベルでの制限もあります。例えば東京都内でも利用できない地域がありますし、提供エリア内の住所でも「建物の都合で利用できない」と言われるケースも少なくありません。
提供エリア | 対応都道府県 |
---|---|
北海道エリア | 北海道 |
東北エリア | 宮城県(10Gプランのみ) |
関東エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県 |
東海エリア | 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 |
関西エリア | 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県 |
中国エリア | 広島県、岡山県 |
九州エリア | 福岡県、佐賀県 |
特に問題が多いのがマンションでの対応状況です。マンションでNURO光を利用するには、基本的に建物自体がNURO光に対応している必要があります。対応していない場合は、建物のオーナーや管理組合の許可を得て設備を導入しなければなりません。これが非常に難しいのです。
「エリア内の住所なのに、マンションの管理組合から許可が下りなかった」「NURO光forマンションの設備導入を申請したが、6ヶ月経っても進展がない」といった声も見かけます。
マンションでNURO光を利用する際の障壁
- 建物自体がNURO光に対応している必要がある
- 未対応の場合は管理組合やオーナーの許可が必要
- NURO光forマンションは4戸以上の契約が必要
- マンション内のMDF(配線盤)に空きスペースが必要
- 設備導入まで数ヶ月〜半年以上かかることも
こうした制限があるため、「NURO光を契約しようとしたけどできなかった」という不満の声が多く見られます。速度が速くて料金も安いという評判を聞いて期待していただけに、利用できないとなるとがっかりしますよね。NURO光の申し込みを検討している方は、事前に公式サイトでエリア確認をしておくことをお勧めします。
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NURO光を「やめとけ」と言われる主な原因

インターネット上では「NURO光はやめとけ」という厳しい意見を見かけることがあります。ここまで解説してきたデメリットに加えて、NURO光を避けるべきだと言われる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
「やめとけ」と言われる大きな理由の一つが、ONUのランダム提供問題です。NURO光ではホームゲートウェイ(ONU)が無料でレンタルされますが、どの機種が届くかはランダムで選ぶことができません。問題なのは、ONUの種類によって性能に大きな差があることです。
ONUの種類 | 無線LANの最大速度 | 特徴 |
---|---|---|
NSD-G1000T、ZXHN F660P | 4,800Mbps | 最新のWi-Fi6対応、高性能 |
ZXHN F660A、HG8045Q等 | 1,300Mbps | Wi-Fi5対応、平均的な性能 |
ZXHN F660T、HG8045jなど | 450Mbps | 旧モデル、性能が低い |
HG8045D | 450Mbps | ファイアウォール非対応、セキュリティ面で問題あり |
特に問題視されているのが「HG8045D」というモデルで、IPv6通信時にファイアウォールが使えないというセキュリティ上の欠陥があります。このONUが届いた場合、セキュリティリスクが高まるため「NURO光のセキュリティはやばい」という評判につながっています。ただし、サポートに連絡すれば無償で他の機種に交換してもらえるので、心配な方は確認してみましょう。
また、解約時のトラブルも「やめとけ」の原因になっています。NURO光は工事費を実質無料にしていますが、これは月々の料金から工事費相当額を割り引いているだけです。途中解約すると工事費の残債を一括請求されるため、思わぬ高額請求に驚く方も少なくありません。
NURO光を「やめとけ」と言われる主な理由
- ONUの性能にばらつきがあり選べない
- セキュリティ面で不安がある(特定機種)
- 解約時に工事費残債の一括請求がある
- 開通までの待ち時間が長すぎる
- 夜間の速度低下が著しいことがある
ただし最近ではNURO光も改善の努力をしており、以前ほど問題は深刻ではなくなっています。2022年10月のネットワーク増強以降はパケットロスの問題も改善されつつありますし、公式キャンペーンでは「開通から2ヶ月以内なら解約金・工事費残債なしで解約可能」という安心プランも提供されています。
そして最も大事なのは、実際に利用できている人の満足度は比較的高いという点です。特に対応エリア内の戸建て住宅で、安定した通信環境が手に入った人からは「とても速くて満足」「料金も安いし大満足」といったポジティブな評価も多数見られます。「やめとけ」と言われる理由を理解したうえで、自分の環境に合っているか検討するのが良いでしょう。
NURO光の評判が悪いと言われるけど本当?メリットとデメリットを検証

ここからは、NURO光の「危険」と言われる点や2ギガプランの実態など、様々な側面から客観的に検証していきます。メリットとデメリットの両面から考察し、あなたに合った判断ができるよう解説します。
- NURO光は危険?セキュリティがやばいと言われる理由とその真相
- NURO光の評判が2chで特に悪い理由と実態
- NURO光の通信速度は本当に速い?2ギガコースの評判と実測値
- NURO光の解約で注意すべき点と違約金について
- NURO光を契約する前に知っておくべき注意点まとめ
NURO光は危険?セキュリティがやばいと言われる理由とその真相

NURO光のセキュリティに関しては「やばい」「危険」という噂をよく耳にします。実際のところ、これは本当なのでしょうか?結論から言うと、NURO光のセキュリティ自体に大きな問題はありません。しかし、一部の機種において注意が必要な点があるのは事実です。
NURO光でセキュリティに関する評判が悪くなった主な原因は、「HG8045D」というONU(光回線終端装置)にあります。このONUはIPv6接続を利用する際にファイアウォールが設定できないという問題を抱えています。ファイアウォールは外部からの不正アクセスを防ぐ重要なセキュリティ機能なので、これが使えないのは確かに不安材料ですね。
ただし、ここで重要なのは以下の2点です。まず、HG8045Dは複数あるONUのうちの1種類に過ぎません。そして、もしこの機種が送られてきても、サポートデスクに連絡することで無償で他の機種に交換してもらえるのです。
ONUの種類 | ファイアウォール | 対応 |
---|---|---|
FG4023B | 対応 | 設定不要 |
HG8045Q | 対応 | 設定不要 |
ZXHN F660A | 対応 | 設定必要 |
SGP200W | 対応 | 設定必要 |
HG8045j | 対応 | 設定必要 |
ZXHB F660T | 対応 | 設定必要 |
HG8045D | 非対応 | IPv6使用時に注意 |
また、NURO光は「NURO光Safe」というセキュリティサービスを提供しています。以前はカスペルスキーというセキュリティソフトを無料提供していましたが、国際情勢の変化などにより2023年3月に終了し、代わりにNURO光Safeへと移行しました。このサービスは、ウイルス対策だけでなく、オンラインバンキングの保護や不正アクセス防止など、幅広いセキュリティ機能を備えています。
NURO光Safeの主な特徴
- ウイルス、トロイの木馬、ランサムウェアに対する保護
- オンラインバンキング接続の保護
- 不正アクセスからの防御
- 最大7台までインストール可能
- セキュリティソフト第三者評価機関AV-TESTで受賞歴あり
「NURO光のセキュリティがやばい」という評判は、一部の機種の問題やブランド認知度の低さから生まれた誤解である部分が大きいと言えるでしょう。実際には、適切な設定と必要に応じた機器交換を行えば、十分なセキュリティレベルを確保できます。「NURO光Safe」も他社に引けを取らない性能を持っているので、セキュリティ面で特別に心配する必要はありません。
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NURO光の評判が2chで特に悪い理由と実態

インターネット上、特に2ch(現5ch)などの匿名掲示板では、NURO光の評判が非常に悪いことで知られています。「ゴミ回線」「詐欺」など、かなり厳しい書き込みも目立ちます。なぜ2chではこれほどまでにNURO光の評判が悪いのでしょうか?実態を探ってみましょう。
2chでNURO光が炎上した最大の原因は、2021年から2022年にかけて発生した大規模なパケットロス問題です。特に2022年9月前後は、夜間を中心に通信品質が極端に悪化し、10Mbpsを下回るような状況が頻発しました。オンラインゲームが全くできなくなるほどのパケットロスが起きたため、ゲーマーを中心に大きな不満が爆発したのです。
2chには「NURO光問題」というスレッドが立ち、多くのユーザーが不満を書き込みました。特にFPSなどのオンラインゲームユーザーにとって、パケットロスは致命的な問題です。1%のパケットロスでもゲームプレイに大きな支障をきたすと言われているのに、10%近くのパケットロスが発生していたという報告もありました。
2chでの主な不満 | 具体的な内容 |
---|---|
パケットロス問題 | 夜間に10%近いパケットロスが発生、ゲームが全く遊べない |
サポート対応 | 問い合わせても「再起動してください」としか言われない |
宣伝と実態の乖離 | 「世界最速」を謳いながら実際は遅い時間帯がある |
解約時のトラブル | 高額な違約金や工事費残債の請求 |
2022年10月にNURO光は公式に謝罪し、ネットワーク設備の増強を行うことを発表しました。しかし、問題発生から対応までに時間がかかりすぎたため、ユーザーの不満はさらに高まりました。中には消費者センターに相談したり、集団訴訟を検討する動きも出てきたほどです。
一方で、地域や利用環境によっては問題なく利用できているユーザーも多く存在します。2022年10月のネットワーク増強以降は、徐々に状況が改善されつつあります。最近の口コミを見ると「夜間でも500Mbps出ている」「特に問題なく使えている」といった声も増えてきました。
2chでの評判が悪くなった背景
- オンラインゲーマーなど通信品質に敏感なヘビーユーザーが多い
- 匿名掲示板のため否定的な意見が集まりやすい
- 実際に深刻な通信障害が発生していた時期がある
- 対応の遅さにユーザーの不満が蓄積された
- 「世界最速」という広告と実態のギャップ
2chでの悪評は確かに根拠のない噂ばかりではありませんが、現在の状況を正確に反映しているとは言い切れません。むしろ、過去の問題が解決された後も、その評判だけが一人歩きしている面もあるでしょう。NURO光を検討する際は、最新の口コミも参考にしながら判断することをお勧めします。
NURO光の通信速度は本当に速い?2ギガコースの評判と実測値

NURO光は「世界最速インターネット」とCMでアピールするほど、通信速度の速さをウリにしています。しかし、本当にその宣伝通りの速度が出るのでしょうか?結論から言うと、NURO光の通信速度は実測値でも他社より速い傾向にあります。ただし、時間帯や地域、接続環境によって差があるのも事実です。
NURO光が速いと言われる理由は主に2つあります。1つ目は「G-PON」という通信規格を採用していること。一般的な光回線では「GE-PON」という規格が使われていて下り最大1Gbpsですが、NURO光の「G-PON」では下り最大2Gbpsの通信が可能です。2つ目は「ダークファイバー」と呼ばれる回線を使用していること。これはNTTの予備回線を借り受けているため、混雑しにくいというメリットがあります。
実際の通信速度はどうなのでしょうか?「みんなのネット回線速度」というサイトの2025年の測定結果によると、NURO光の実測平均値は以下のようになっています。
回線名 | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
---|---|---|---|
NURO光 | 639Mbps | 618Mbps | 10.9ms |
auひかり | 533Mbps | 524Mbps | 14.4ms |
ドコモ光 | 270Mbps | 285Mbps | 18.8ms |
ソフトバンク光 | 301Mbps | 342Mbps | 15.8ms |
ビッグローブ光 | 266Mbps | 261Mbps | 19.7ms |
このデータを見ると、NURO光は実測値でも他社の光回線より速いことがわかります。特にPing値(通信の応答速度)は10.9msと非常に低く、オンラインゲームなどでは有利です。ただし、理論上の最大値2Gbpsには届いていないのも事実。これは有線LANポートが1Gbpsまでしか対応していなかったり、Wi-Fi接続の速度制限などが原因です。
また、実際のユーザーの声を見ると、「昼間は1.2Gbps出るが夜は500Mbps程度」「有線で800Mbps、無線で400Mbps程度」といった評価が多いようです。私自身も以前別の回線を使っていましたが、700Mbps程度出れば動画視聴もオンラインゲームも全く問題なく楽しめました。
NURO光の通信速度に影響する要因
- 接続方法:有線接続の方が無線より安定して速い
- 時間帯:夜間は混雑して遅くなりがち
- 使用機器:PC側のLANポートや無線LAN規格の対応状況
- ONUの種類:レンタルされるONUの性能差
- 地域:ユーザー数や設備状況で地域差がある
NURO光の2ギガプランは、理論値どおりの2Gbpsは難しいかもしれませんが、実測値でも500Mbps以上出ることが多く、一般的な利用なら十分な速さと言えるでしょう。動画視聴やオンラインゲームをストレスなく楽しみたい方には、速度面で十分満足できる光回線だと思います。ただし、夜間の速度低下には注意が必要です。
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NURO光の解約で注意すべき点と違約金について

NURO光を契約する際、見落としがちなのが解約時に発生する費用についてです。「料金が安い」と喜んで契約したものの、解約時に思わぬ高額請求に驚く人は少なくありません。NURO光の解約で特に注意すべきなのが、契約解除料(違約金)と工事費の残債問題です。
まず、契約解除料(違約金)については、2022年7月以降に申し込んだ場合と、それ以前とで大きく異なります。2022年7月以前に契約した場合は10,450円の違約金がかかりましたが、電気通信事業法の改正により、2022年7月以降は最大3,850円に減額されました。さらに、2022年9月以降にNURO光公式サイトから申し込んだ場合は、違約金が0円になるという変更もありました。
契約時期 | 違約金 | 備考 |
---|---|---|
2022年7月以前 | 10,450円 | 法改正前の契約 |
2022年7月以降 | 最大3,850円 | 法改正後の契約 |
2022年9月以降 (公式サイト申込) | 0円 | 公式サイト・電話申込のみ |
次に大きな問題となるのが工事費の残債です。NURO光では「工事費実質無料」と謳っていますが、これは工事費を36回などの分割払いにして、毎月の利用料金から同額を割り引くという仕組みです。つまり、36ヶ月(3年)の分割払いの場合、3年以内に解約すると工事費の残りの分割金を一括で請求されることになります。
例えば、1年(12ヶ月)で解約した場合、残りの24ヶ月分の工事費が一括請求されます。44,000円の工事費を36ヶ月で割ると月額約1,222円ですので、残り24ヶ月分で約29,328円の請求が発生する計算になります。思わぬ出費になりますので、解約を検討する際は必ず確認しておきましょう。
NURO光解約時の主な費用
- 契約解除料(違約金):契約時期により0円〜10,450円
- 工事費残債:解約時期により最大44,000円
- レンタル機器の返却費用:返却しない場合は機器代金請求
- 撤去工事費用:回線撤去を希望する場合(通常は不要)
- 各種オプション解約費用:オプションによる
ただし、NURO光には「お試し特典」というサービスもあります。これは開通から2ヶ月以内に解約した場合、違約金と工事費残債が無料になるというものです。「NURO光を試してみたいけど不安...」という方には、このお試し期間を利用するのがおすすめです。
解約手続き自体は、NURO光のマイページにある解約フォームから申請できます。解約日は翌日付か月末付を選べますが、月末付を希望する場合は当月末日の17:59までに申請する必要があります。解約時にはレンタル機器の返却も忘れないようにしましょう。返却しないと別途機器代金が請求されます。
NURO光を契約する前に知っておくべき注意点まとめ

NURO光は高速な通信を提供する光回線サービスですが、契約する前に知っておくべき注意点もいくつかあります。ここでは、NURO光を検討している方のために、重要な注意点をまとめてご紹介します。これらの点を理解した上で契約すれば、後悔することも少なくなるでしょう。
まず第一に確認すべきなのは、自宅がNURO光の提供エリア内かどうかです。NURO光は全国エリアではなく、北海道、関東、東海、関西、中国、九州の一部地域のみで提供されています。また、対応エリア内であっても、マンションの場合は建物自体がNURO光に対応していないと利用できません。必ず公式サイトのエリア検索で確認しましょう。
次に注意したいのが、開通までの時間です。NURO光は工事が2回必要なため、申し込みから利用開始までに1〜3ヶ月ほどかかります。急いでインターネット環境が必要な方には不向きかもしれません。ただし、工事までの期間は無料でホームルーターを借りられるサービスもあるので、活用するとよいでしょう。
注意点 | 詳細 | 対策 |
---|---|---|
提供エリアの制限 | 全国ではなく一部地域のみ対応 | 事前にエリア検索で確認 |
開通までの時間 | 1〜3ヶ月程度かかる | 無料レンタルルーターを活用 |
工事の立ち会い | 2回の工事どちらも立ち会いが必要 | 日程調整を余裕を持って行う |
解約時の費用 | 工事費残債が発生する可能性 | 契約期間を守るか、お試し期間内に判断 |
ONUのランダム配布 | 性能差のあるONUが選べない | 問題があれば交換依頼 |
三つ目に注意したいのが解約時にかかる費用です。NURO光は「工事費実質無料」としていますが、これは分割払いの工事費を月額料金から割り引いているだけです。契約期間内に解約すると、工事費の残債を一括請求されます。例えば3年契約の場合、1年で解約すると残り2年分の工事費(約30,000円程度)を支払うことになります。ただし、開通から2ヶ月以内なら違約金・工事費残債なしで解約できる「お試し特典」もあるので、不安な方はこれを活用しましょう。
四つ目はONUがランダムで配布される点です。NURO光では複数種類あるONUの中からランダムで配布されるため、性能の良い機種が届くかは運次第です。もし古い機種や性能が低い機種が届いた場合は、サポートに連絡して交換してもらうことも可能です。Wi-Fi接続で速度が出ない場合は、まずONUの種類を確認してみるといいでしょう。
また、NURO光の通信速度についても正しく理解しておく必要があります。理論上の最大速度は2Gbpsですが、実際には有線LANポートが1Gbpsまでしか対応していないため、1Gbps以上の速度は出ません。それでも他社光回線と比べれば十分速いですが、「2Gbpsの速度が出る」と期待しすぎるのは禁物です。
NURO光契約前のチェックポイント
- 提供エリア内か確認する(マンションの場合は建物の対応も)
- 開通までの期間が1〜3ヶ月かかることを理解する
- 2回の工事にどちらも立ち会いが必要なことを確認する
- 契約期間内の解約で工事費残債が発生することを理解する
- ONUの種類はランダムで選べないことを了承する
- 通信速度は理論値どおりではないことを知っておく
最後に、NURO光のメリットもしっかり理解しておきましょう。実測値でも他社より速い通信速度、比較的安い月額料金、ソフトバンクユーザーならスマホ料金の割引など、メリットも多くあります。ここで紹介した注意点をふまえたうえで、自分のライフスタイルや利用環境に合っているかを判断することが大切です。
NURO光は決して「悪い」サービスではありません。むしろ通信速度を重視する方にとっては、非常に魅力的な選択肢です。ただし、上記の注意点をしっかり理解した上で契約することで、後から「聞いていなかった」というトラブルを避けることができるでしょう。契約前に十分な情報収集を行い、納得した上で決断することをお勧めします。
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NURO光の評判が悪いと言われるのはなぜ?理由の調査と判明した真相と対策 まとめ
本記事のポイントをまとめます。
- NURO光の評判が悪い主な理由は工事の遅さと2回の立ち会いが必要な点である
- 2021年〜2022年にかけて大規模なパケットロスが発生し特に2chで悪評が広まった
- 2022年10月にネットワーク設備増強が行われ、現在は通信品質が改善傾向にある
- 提供エリアが限定的で、エリア内でもマンション対応が不十分な場合が多い
- ONUがランダムで配布され、性能に差があるため不満の声がある
- 一部のONU(HG8045D)はIPv6接続時にファイアウォールが使えない問題がある
- サポート窓口が繋がりにくく、対応の質にばらつきがあると指摘されている
- 工事費は「実質無料」だが、契約期間内に解約すると残債が一括請求される
- 実測値でも他社光回線より速い通信速度を誇り、Ping値も低い
- ソフトバンクユーザーはスマホセット割で毎月最大1,100円の割引が適用できる
- 開通から2ヶ月以内なら違約金・工事費残債なしで解約できるお試し特典がある
- 「NURO光Safe」というセキュリティソフトが無料で利用できるプランがある
- 「世界最速」と謳っているが有線LANポートが1Gbpsまでしか対応していない
- 地域や時間帯によって通信速度に差があり、夜間は遅くなる傾向がある
- 通信速度重視のユーザーには依然として魅力的な選択肢である
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