
60歳以上の方がスマホを契約するなら、ワイモバイルがおすすめです。ワイモバイルでは、60歳以上だと通話し放題の大幅割引が適用され、大手キャリアよりも月額料金も通話料も安く使うことができます。
本記事では、ワイモバイルの60歳以上向け料金プランや通話割引の最新情報を解説します。60歳になったら必要な手続き方法や、通話無料になる条件も詳しく紹介。さらに、ワイモバイルの料金シミュレーションや、家族割と併用した場合のお得な活用法まで、シニア世代のスマホライフをサポートする情報が満載です。
この記事のポイント
- ワイモバイルの60歳以上向け通話割引キャンペーンの内容と申込方法
- シニア世代が利用できる料金シミュレーションと家族割引の併用テクニック
- 他社と比較したワイモバイルの60歳以上向けプランのメリット・デメリット
- シニア世代におすすめのワイモバイル端末と選び方のポイント
ワイモバイルの60歳以上向け料金プランと通話割引キャンペーンを徹底解説

シニア世代にとって、スマホの月額料金は大きな関心事ですよね。特にワイモバイルは60歳以上のユーザーに向けたお得な通話割引キャンペーンを提供しています。最近では「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」が注目を集めていますが、以前は完全無料のキャンペーンもあったんです。
ここでは、ワイモバイルの60歳以上向け料金プランの内容や通話オプションの割引特典について分かりやすく解説します。シニア世代がお得にスマホを利用できる方法を見ていきましょう!
- ワイモバイルの料金プラン「シンプル2」の基本料金と概要
- ワイモバイルの60歳以上向け通話無料キャンペーンは終了してる?最新情報
- 60歳以上の通話ずーっと無料キャンペーンから現在の割引キャンペーンへの変更点
- ワイモバイルで60歳以上が利用できるかけ放題オプションの月額料金と割引内容
- ワイモバイルで60歳以上の通話無料になる条件と適用方法
- ワイモバイルで60歳になったら必要な手続きと申込方法
ワイモバイルの料金プラン「シンプル2」の基本料金と概要

ワイモバイルの料金プランは「シンプル2」という名前で提供されており、データ容量に応じてS・M・Lの3種類から選べます。60歳以上の方も基本的にはこの料金プランを契約することになります。私の父も最近ワイモバイルに乗り換えたのですが、シンプルな料金体系で分かりやすいと好評でした。
シンプル2は2023年10月から提供が開始されたプランで、以前提供されていた「シンプル」プランの後継として登場しました。特徴はプラン構成がシンプルなこと、そして割引サービスが豊富なことです。特に注目したいのは、家族割引サービスやPayPayカード割などの割引が適用できる点ですね。うまく活用すれば、月々の支払いをかなり抑えられるんです。
プラン名 | 月額基本料金(税込) | データ容量 | 速度制限時 |
---|---|---|---|
シンプル2 S | 2,365円 | 4GB | 最大300Kbps |
シンプル2 M | 4,015円 | 30GB | 最大1Mbps |
シンプル2 L | 5,115円 | 35GB | 最大1Mbps |
月々のデータ使用量が少ないシニア世代の方には「シンプル2 S」がおすすめです。メールチェックやLINE、ちょっとしたウェブ検索程度なら4GBもあれば十分でしょう。ただし注意点として、データ容量を使い切ると通信速度が300Kbpsに制限されるため、動画視聴などはストレスを感じるかもしれません。さらに2GBを超過すると128Kbpsまで制限されるので要注意です。
もう少し余裕が欲しい方や、写真や動画をよく見る方には「シンプル2 M」がいいでしょう。30GBという大容量で、速度制限時も1Mbpsと比較的快適に使えます。月額料金は上がりますが、M・Lプランは月間データ使用量が1GB以下だと自動的に1,100円割引されるという嬉しい特典もありますよ。
ワイモバイルの60歳以上向け通話無料キャンペーンは終了してる?最新情報

「ワイモバイルの60歳以上は通話料が無料になる」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実は以前、ワイモバイルでは「60歳以上通話ずーっと無料キャンペーン」という、60歳以上の方の通話料が完全無料になるキャンペーンを実施していました。しかしこのキャンペーンは2021年2月17日をもって新規受付を終了してしまいました。「えっ、もう終わってるの?」と驚かれた方も多いかもしれませんね。
終了の背景には、長期的なサービス提供の持続性や他のプランとのバランスなどがあったのではないかと推測されます。完全無料のサービスは魅力的ですが、事業として継続することが難しい側面もあるでしょう。私の知り合いにも、このキャンペーンを使って無料で通話を楽しんでいた方がいましたが、新規加入できなくなったのは残念がっていました。
しかし、朗報があります!現在は「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」というキャンペーンを実施中です。こちらは通話料が完全無料ではありませんが、かけ放題オプションが大幅に割引されるというもの。具体的には、国内通話かけ放題のオプション「スーパーだれとでも定額+」の月額料金が1,980円から880円に割引されます(永年適用)。
つまり、月額880円で国内通話が時間無制限でかけ放題になるわけです。大手キャリアの料金と比べると、かなりお得ではないでしょうか?通話をよく利用するシニアの方にとっては、この割引キャンペーンは非常に魅力的な選択肢となっています。もし通話をあまり利用しない方であれば、このオプションは必須ではありませんが、月に数回でも長電話をする習慣がある方には十分元が取れるでしょう。
60歳以上の通話ずーっと無料キャンペーンから現在の割引キャンペーンへの変更点

ワイモバイルの60歳以上向けキャンペーンは、「完全無料」から「大幅割引」へと変化しました。では具体的に何が変わったのか、主な変更点をまとめてみましょう。
項目 | 旧:通話ずーっと無料キャンペーン | 現:通話ずーっと割引キャンペーン |
---|---|---|
料金 | 完全無料 | 月額880円(税込) |
対象プラン | スマホプラン・スマホベーシックプラン | シンプル2 S/M/L、シンプル S/M/L |
指定機種 | かんたんスマホ・かんたんスマホ2 | 指定なし(どの機種でも可) |
申込方法 | 契約時の申し込みのみ | My Y!mobileやショップで随時申込可能 |
適用条件 | 指定プラン・指定機種の契約時に60歳以上 | 申し込み時点で60歳以上 |
最も大きな変更点は言うまでもなく「料金面」です。以前は完全無料でしたが、現在は月額880円がかかります。それでも通常価格の1,980円からすると1,100円も割引されているので、十分お得と言えるでしょう。私の両親も最近ワイモバイルに乗り換えましたが、それまで使っていた大手キャリアと比べると月々の支払いがかなり安くなったと喜んでいます。
また、対象プランが拡大されたのは良い変更点です。以前は指定プランのみが対象でしたが、現在は「シンプル2」シリーズなど最新のプランも対象となっています。指定機種の縛りがなくなったのも大きな違いです。以前はかんたんスマホシリーズなど指定機種の購入が条件でしたが、現在はどの機種でもキャンペーンを適用できます。iPhoneやAndroidなど、好きな機種を選べる自由度が増したというわけですね。
申込方法も柔軟になりました。以前のキャンペーンは新規契約時にしか申し込めませんでしたが、現在のキャンペーンはMy Y!mobileやワイモバイルショップでいつでも申し込みが可能です。すでにワイモバイルを利用している方でも、60歳になったタイミングで申し込めば割引が適用されます。ただし自動適用ではないため、忘れずに自分で申し込む必要があることは覚えておきましょう。
ワイモバイルで60歳以上が利用できるかけ放題オプションの月額料金と割引内容

ワイモバイルには2種類のかけ放題オプションがあり、60歳以上の方がお得に利用できるのは「スーパーだれとでも定額+」です。各オプションの内容と料金を比較してみましょう。
通話オプション名 | 内容 | 通常料金(税込) | 60歳以上適用時 |
---|---|---|---|
だれとでも定額+ | 国内通話10分以内かけ放題 | 880円 | 880円(割引なし) |
スーパーだれとでも定額+ | 国内通話時間無制限かけ放題 | 1,980円 | 880円(1,100円割引) |
「スーパーだれとでも定額+」は、通話時間や回数に一切制限がない完全かけ放題のオプションです。通常であれば月額1,980円(税込)かかりますが、「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」を適用すると1,100円割引され、月額880円(税込)でこのオプションを利用できます。
一方、「だれとでも定額+」は1回10分以内の国内通話がかけ放題になるオプションで、月額880円(税込)です。60歳以上向けの割引はありません。つまり、60歳以上の方は同じ880円で、10分制限のあるオプションと無制限のオプションのどちらも選べるということになります。どちらを選ぶべきかは明白ですよね?もちろん無制限の「スーパーだれとでも定額+」がお得です!
この割引の魅力は、永年適用される点です。一度適用されれば、契約が続く限り割引が継続します。ただし、かけ放題の対象はあくまで「国内通話」のみで、国際電話や特定の番号(ナビダイヤル・テレドームなど)は対象外となります。具体的には以下のような通話は有料になるので注意が必要です。
かけ放題の対象外となる通話
- 国際ローミング・国際電話(海外への通話)
- 衛星電話宛通話
- 留守番電話センターへの通話(再生時等)
- 着信転送サービスにおける転送先への通話
- ナビダイヤル(0570)
- テレドーム(0180)
- 番号案内(104)
- ワイモバイルが指定する電話番号への発信
なお、以前のプランである「シンプル S/M/L」を利用している方は「スーパーだれとでも定額(S)」というオプションが適用され、こちらも60歳以上なら月額770円(税込)で利用できます。新規契約の場合は「シンプル2」シリーズのプランとなり、「スーパーだれとでも定額+」が適用されます。
ワイモバイルで60歳以上の通話無料になる条件と適用方法

ワイモバイルの「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」を適用するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。どのような条件があるのか、詳しく見ていきましょう。
適用条件
- 60歳以上通話ずーっと割引キャンペーンに申し込むこと
- 個人契約であること(法人契約は対象外)
- シンプル2 S/M/LまたはシンプルS/M/Lに加入すること
- スーパーだれとでも定額+またはスーパーだれとでも定額(S)に加入すること
- 「ケータイ・スマホに契約変更で、国内通話ずーっと割引キャンペーン」が適用されていないこと
- ワイモバイルのシステムに登録された使用者の年齢が申し込み時点で60歳以上であること
- 他の携帯電話回線において使用者が既に本キャンペーンの適用を受けていないこと
最も重要なのは、申し込み時点で60歳以上であることと、キャンペーンへの申し込みが必要という点です。60歳を超えるだけでは自動的に割引は適用されませんので、必ず自分で申し込む必要があります。また、使用者年齢を確認するための書類(運転免許証、保険証等)の提示も必要となります。
適用条件を満たしていても、キャンペーンは以下のような場合に終了する可能性があるので注意が必要です。2023年4月12日以降にキャンペーンを申し込んだ方は、特にこれらの点に気をつけましょう。
キャンペーン適用終了となるケース(2023年4月12日以降の申込者)
- スーパーだれとでも定額+/スーパーだれとでも定額(S)の解除の申し出をした場合
- ワイモバイルのシステムに登録された使用者情報を変更した場合
- 回線契約を譲渡、承継した場合
- 回線契約を解約した場合
これらのケースに該当すると、確認された月の利用分までの特典適用となり、それ以降は通常料金が発生します。特にスーパーだれとでも定額+を解約しないで使用者情報だけ変更してしまうと、割引が終了するのにオプション料金は継続して発生してしまうので要注意です。
キャンペーンを適用するメリットは大きいですが、条件を守って継続的に利用することが重要です。家族で複数契約する場合も、60歳以上の方が利用者となるように登録することで、家族割引との組み合わせで更にお得になりますよ。
ワイモバイルで60歳になったら必要な手続きと申込方法

ワイモバイルをすでに利用中で60歳になったら、「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」を適用するための手続きが必要です。このキャンペーンは自動的に適用されることはないので、忘れずに申し込みましょう。申し込み方法はいくつかありますが、ここではMy Y!mobileからの申し込み手順を詳しく説明します。
まず準備するものは、運転免許証や健康保険証などの年齢確認ができる書類です。デジタル化されていればスマホなどで確認できるようにしておくと便利ですね。自分で撮影した画像でも構いません。準備ができたら、以下の手順で申し込みましょう。
My Y!mobileからの申込手順
- キャンペーンを申し込みたい携帯電話番号とパスワードでMy Y!mobileへログイン
- 「契約確認変更」にて60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン(A)の「確認する」をタップ
- 手続きの流れを確認し「次へ」をタップ
- 運転免許証や健康保険証などの使用者年齢確認書類をアップロード
- 申し込み内容と利用規約を確認し、「同意する」にチェックして「申し込み」をタップ
この手順で申し込みは完了しますが、注意点がいくつかあります。まず、「スーパーだれとでも定額+」か「スーパーだれとでも定額(S)」に加入していないと、キャンペーンを申し込むことができません。まだ加入していない場合は、先にこれらのオプションに加入してからキャンペーンを申し込む必要があります。
また、登録されている使用者の年齢が60歳以上になっていないと表示されない場合があります。契約者と使用者が異なる場合は特に注意が必要です。例えば、子供が契約者で親(60歳以上)が使用者となっているケースでは、使用者情報がきちんと登録されているか確認しましょう。
My Y!mobileでの手続きが難しい場合は、ワイモバイルショップで直接手続きすることも可能です。その場合は、以下のものを持参してください。
ショップでの手続きに必要なもの
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 年齢確認書類(60歳以上であることが確認できるもの)
- 契約者本人のご来店(家族による代理手続きは不可)
ショップだと書類の準備やスタッフのサポートもあるので、ネットでの手続きに不安がある方は店舗での手続きもおすすめです。全国に4,000店舗以上あるので、お近くのワイモバイルショップを探してみてください。
キャンペーン申し込み後の適用開始日は、申し込み完了後の翌請求月からとなります。月末近くに申し込むと翌々月からの適用になる場合もあるので、月初めに手続きするのがおすすめですよ。
ワイモバイルの60歳以上向け料金シミュレーションと家族割引の活用法

スマホの月額料金を抑えたいシニア世代にとって、ワイモバイルは魅力的な選択肢です。通話割引キャンペーンはもちろん、家族割引を組み合わせることで、さらにお得に利用できるんですよ。私の両親も最近ワイモバイルに乗り換えましたが、「もっと早く変えれば良かった」と言っています。
ここでは60歳以上の方が実際にワイモバイルを契約した場合の具体的な月額料金のシミュレーションと、家族割引の活用法をご紹介します。
- 60歳以上がワイモバイルを選ぶべき理由とサポート体制
- 他社と比較!ワイモバイルの60歳以上向けプランのメリット・デメリット
- ワイモバイルの60歳以上向けプランと家族割を併用して更にお得に利用する方法
- ワイモバイルの料金シミュレーション:60歳以上の方向けプラン別月額費用
- ワイモバイルで60歳以上におすすめの端末と選び方
60歳以上がワイモバイルを選ぶべき理由とサポート体制

60歳以上の方がワイモバイルを選ぶべき最大の理由は、通話料金の大幅割引です。電話をよく使うシニア世代にとって、月額880円で国内通話が時間無制限でかけ放題になる「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」は非常に魅力的です。大手キャリアでは同様のサービスに2,000円以上かかることを考えると、その差は歴然ですね。
もう一つの大きな理由は、充実した店舗サポートです。全国に4,000店舗以上あるワイモバイルショップでは、スマホの使い方から料金プランの相談まで、対面で丁寧にサポートしてくれます。スマホに不慣れなシニア世代にとって、困ったときに気軽に相談できる環境があるのは心強いですよね。私の母も「分からないことがあってもすぐに店舗で教えてもらえるから安心」と言っています。
また、ワイモバイルでは無料の「スマホ教室」も定期的に開催しています。基本操作はもちろん、LINEの使い方やインターネットの楽しみ方まで、シニア世代に合わせた内容で教えてくれるので、スマホデビューする方にもおすすめです。初めてのスマホで不安な方も、こうしたサポートがあれば安心して利用できるでしょう。
さらに、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、通信品質も安定しています。格安SIMの中には通信速度が遅いものもありますが、ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線を使用しているため、通信品質は大手キャリアと変わりません。メールやLINE、インターネット検索などの基本的な利用であれば、ストレスなく使えるでしょう。
ワイモバイルのサポート体制
- 全国4,000店舗以上のワイモバイルショップ
- 無料のスマホ教室開催
- スマホの設定や操作をショップスタッフがサポート
- 電話でのカスタマーサポート
- My Y!mobileでのオンラインサポート
このように、ワイモバイルは料金の安さだけでなく、シニア世代が安心して使える環境が整っているという点でも選ぶべき理由があります。スマホを持ち始めたばかりの方や、これからスマホデビューする60歳以上の方にとって、サポート体制の充実は大きな魅力ですね。
他社と比較!ワイモバイルの60歳以上向けプランのメリット・デメリット

60歳以上の方がスマホを選ぶ際は、複数の会社を比較検討することが大切です。ワイモバイルと主な競合他社の60歳以上向けプランを比較してみましょう。
会社名 | 60歳以上向けサービス | かけ放題料金(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|
ワイモバイル | 60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン | 880円(完全かけ放題) | 全国4,000店舗以上、サポート充実 |
UQモバイル | 60歳以上通話割 | 880円(完全かけ放題) | au回線、au PAYポイント還元 |
楽天モバイル | 最強シニアプログラム | 1,100円(15分かけ放題) | 65歳以上限定、月額料金の割引 |
ahamo | なし | 1,100円(5分かけ放題) | オンラインのみの対応 |
povo | なし | トッピング形式 | 実店舗でのサポートなし |
ワイモバイルの最大のメリットは、60歳以上向けの通話割引と充実したサポート体制の組み合わせです。UQモバイルも同様のサービスを提供していますが、ワイモバイルはソフトバンク系列なので、ソフトバンク光とのセット割「おうち割光セット(A)」も適用可能です。自宅のインターネットもソフトバンク系を利用している方にとっては、ワイモバイルの方がお得になる場合が多いでしょう。
ワイモバイルのメリット
- シニア向けのスマホラインナップが充実
- ソフトバンク系列のため、通信品質が安定
- 家族割引やPayPayカード割など、割引サービスが豊富
- 全国に店舗があり、対面サポートが充実
- 無料のスマホ教室で基本操作から応用まで学べる
一方、デメリットとしては、完全オンライン型の格安SIMと比べると月額料金がやや高めな点が挙げられます。例えば楽天モバイルの「最強シニアプログラム」(65歳以上対象)では、データ使用量が少ない場合に月額料金が大幅に割引されるため、ほとんどデータ通信を使わない方にとっては、楽天モバイルの方がお得になる可能性もあります。
ワイモバイルのデメリット・注意点
- 完全オンライン型の格安SIMよりも基本料金がやや高い
- 60歳以上通話ずーっと割引キャンペーンは自分で申し込む必要がある
- 使用者情報を変更すると割引が終了する可能性がある
- 速度制限後の通信速度が遅い(シンプル2 Sの場合)
- 料金プランが少なく、選択肢が限られている
特に注意したいのは、60歳以上通話ずーっと割引キャンペーンは自動的に適用されるわけではなく、自分で申し込む必要があることです。60歳を迎えても自動適用されないため、忘れずに手続きをすることが大切です。申し込み方法は簡単ですが、この点を知らないと割引を受け損ねてしまう可能性があります。
総合的に見ると、電話をよく使う方や店舗でのサポートを重視する60歳以上の方には、ワイモバイルが最もバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。特に、大手キャリアからの乗り換えを検討している方には、月額料金の大幅削減と充実したサポートの両立という点で、非常におすすめです。ただし、データ通信をほとんど使わず、オンラインでの手続きに抵抗がない方は、他社のサービスも検討する価値があります。自分のライフスタイルに合った選択をしましょう。
ワイモバイルの60歳以上向けプランと家族割を併用して更にお得に利用する方法

60歳以上の方がワイモバイルをより安く利用するなら、家族割引サービスの活用がカギとなります。家族割引を使えば、2回線目以降の月額料金が1,100円も安くなるんです。これを60歳以上通話ずーっと割引キャンペーンと組み合わせれば、さらにお得になります。家族割引の仕組みと活用法を詳しく見ていきましょう。
家族割引の概要 | 内容 |
---|---|
割引額 | 2回線目以降 月額1,100円割引 |
対象となる「家族」 | 血縁・婚姻関係のある家族(別居も可) 同住所に住んでいる人(血縁関係なくても可) |
適用可能回線数 | 最大9回線(主回線+副回線9回線) |
併用不可サービス | おうち割光セット(A) |
まず、ワイモバイルの「家族」の定義は意外と広いんです。血縁・婚姻関係のある家族はもちろん、同じ住所に住んでいる方なら家族割引の対象になります。つまり、同居している恋人やシェアハウスの仲間なども含まれるんですよ。また、血縁・婚姻関係がある家族なら別居していても対象になります。離れて暮らす親や子、兄弟姉妹なども家族割引を適用できるので、とても便利です。
家族割引の適用条件
- 家族であることの確認書類が必要(同姓の場合は本人確認書類のみ、別姓の場合は家族関係を証明する書類も必要)
- 同住所の場合は、住所が同じことを証明する書類が必要
- 最大9回線まで適用可能(主回線+副回線9回線)
- おうち割光セット(A)との併用不可
家族割引の活用方法としておすすめなのが、60歳以上の家族を副回線として契約する方法です。主回線(1回線目)には割引が適用されませんが、副回線(2回線目以降)には1,100円の割引が適用されます。つまり、家族の誰かが主回線として契約し、60歳以上の方が副回線として契約すれば、基本料金の割引と60歳以上向けかけ放題割引の両方が適用されるというわけです。
例えば、シンプル2 Sプランで家族割引と60歳以上通話ずーっと割引キャンペーンを両方適用すると、月額料金は以下のようになります。
最もお得な組み合わせ例(シンプル2 S + 家族割引 + 60歳以上割引 + PayPayカード割)
- シンプル2 S:2,365円
- 家族割引:△1,100円
- スーパーだれとでも定額+:880円(60歳以上割引適用)
- PayPayカード割:△187円
- 合計月額:1,958円(税込)
月額1,958円でかけ放題付きのスマホが使えるなんて、驚きの安さですよね。家族で複数回線契約する予定があるなら、積極的に活用したい仕組みです。
ただし、注意点もあります。家族割引サービスはワイモバイルの「おうち割光セット(A)」との併用はできません。「おうち割光セット(A)」はソフトバンク光やソフトバンクAirとのセット割引で、シンプル2 Sなら1,100円、シンプル2 M/Lなら1,650円の割引が適用されます。どちらの割引が得かは、契約する回線数や料金プランによって異なるので、事前にシミュレーションしてみるといいでしょう。
割引サービス | 割引額(シンプル2 S) | 割引額(シンプル2 M/L) | 特徴 |
---|---|---|---|
家族割引 | 1,100円 | 1,100円 | 2回線目以降に適用 最大9回線まで |
おうち割光セット(A) | 1,100円 | 1,650円 | ソフトバンク光/Airとのセット割 1回線目から適用 |
また、家族割引の申し込みは自動ではないので、忘れずに手続きすることが大切です。申し込みはMy Y!mobileやワイモバイルショップで行えます。必要書類を用意して申し込みましょう。家族で複数回線契約する場合は、割引総額が最大になるよう、どの回線を主回線にするか検討するといいですね。
このように、家族割引と60歳以上向け割引を組み合わせることで、シニア世代はかなりお得にワイモバイルを利用することができます。子供や孫と一緒に契約すれば、家族間の通話も含めてすべて定額になるので、長電話も気にせず楽しめますよ。
ワイモバイルの料金シミュレーション:60歳以上の方向けプラン別月額費用

60歳以上の方がワイモバイルを契約した場合、実際の月額料金はいくらになるのでしょうか。利用パターン別に具体的なシミュレーションを見ていきましょう。
まず、ワイモバイルの基本料金プラン「シンプル2」シリーズと、60歳以上の方が適用できる割引をおさらいします。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
基本プラン | シンプル2 S/M/L | 月額2,365円/4,015円/5,115円 |
60歳以上通話割引 | スーパーだれとでも定額+の割引 | 通常1,980円→880円(1,100円割引) |
家族割引 | 2回線目以降1,100円割引 | 最大9回線まで適用可 |
PayPayカード割 | 187円割引 | 支払い方法にPayPayカードを指定 |
では、具体的なシミュレーションをいくつか紹介します。
【パターン1】通話をよく使うケース(シンプル2 S + かけ放題)
- シンプル2 S:2,365円
- スーパーだれとでも定額+:1,980円 → 60歳以上割引で880円(△1,100円)
- 合計月額:3,245円(税込)
通話をよく使う方は、シンプル2 Sにスーパーだれとでも定額+を組み合わせるのがおすすめです。データ容量は4GBと控えめですが、メールやLINE、ちょっとしたウェブ検索程度なら十分でしょう。月々の料金は3,245円と、大手キャリアの半額以下で済みます。
【パターン2】PayPayカード割引も適用するケース
- シンプル2 S:2,365円
- スーパーだれとでも定額+:880円(60歳以上割引適用)
- PayPayカード割:△187円
- 合計月額:3,058円(税込)
支払い方法にPayPayカードを設定すると、さらに月額187円の割引が適用されます。小さな割引ですが、年間で2,200円以上の節約になるので侮れません。PayPayユーザーならぜひ活用したい割引です。
【パターン3】家族でワイモバイルを使うケース(副回線として契約)
- シンプル2 S:2,365円
- スーパーだれとでも定額+:880円(60歳以上割引適用)
- 家族割引:△1,100円
- PayPayカード割:△187円
- 合計月額:1,958円(税込)
家族で複数回線契約する場合、2回線目以降は家族割引で1,100円割引されます。60歳以上の方が2回線目以降として契約すると、月額1,958円という破格の料金でスマホが使えます。これなら大手キャリアから乗り換える価値は十分ありますね。
【パターン4】データ通信をよく使うケース(シンプル2 M + かけ放題)
- シンプル2 M:4,015円
- スーパーだれとでも定額+:880円(60歳以上割引適用)
- 合計月額:4,895円(税込)
写真や動画をよく見る方、YouTubeなどの動画配信サービスをよく利用する方は、データ容量30GBの「シンプル2 M」がおすすめです。月額料金は上がりますが、シンプル2 Mは月間データ使用量が1GB以下だと自動的に1,100円割引されるという特典もあります。
これらのシミュレーションからわかるように、60歳以上の方がワイモバイルを利用すると、かけ放題付きでも月額2,000円台~4,000円台でスマホが使えます。大手キャリアでは同様のサービスで7,000円以上かかることを考えると、その差は歴然ですね。特に家族割引と組み合わせると破格の料金となるので、家族でまとめて乗り換えることも検討する価値があります。
ワイモバイルで60歳以上におすすめの端末と選び方

60歳以上の方におすすめなのは、「らくらくスマートフォンa」や「かんたんスマホ4」のようなシニア向けに設計された端末です。これらの端末は、アイコンや文字が大きく表示され、操作もシンプルで分かりやすいのが特徴です。また、「かんたんHELPO」という健康相談サービスも利用できるので、健康管理にも役立ちます。
従来型のケータイが使いやすいという方には、「AQUOS ケータイ4」がおすすめです。折りたたみ式で持ち運びにも便利で、テンキーでの操作に慣れている方なら違和感なく使えるでしょう。着信音量が一般的なスマホの約2倍あるので、大切な電話も聞き逃す心配がありません。
もう少し一般的なスマホが良いという方には、「AQUOS wish」などの標準的なスマホも選択肢になります。こちらも「かんたんモード」を搭載しており、アイコンや文字を大きく表示できるので、見やすさを確保できます。また、MNP乗り換えなら1円で購入できるキャンペーンもあるので、コスト面でもメリットがあります。
では、60歳以上の方がスマホを選ぶ際のポイントを紹介します。
シニア向けスマホ選びのポイント
- 画面の大きさと見やすさ:小さな文字が見づらい方は、大画面のスマホがおすすめ
- 操作のしやすさ:シンプルな操作性で、複雑な設定が少ないもの
- サポート機能:操作方法が分からなくなったときのヘルプ機能があるもの
- バッテリー持続時間:充電忘れを防ぐため、電池持ちの良いものを選ぶ
- 耐久性:落としても壊れにくい頑丈な設計のもの
- 価格:割引キャンペーンを活用して、コストを抑える
機能 | シニア向けスマホの特徴 | 一般的なスマホとの違い |
---|---|---|
文字サイズ | 初期設定から大きめ | 設定で変更可能だが初期は小さめ |
ボタン | 物理ボタンあり | ほとんどがタッチ操作のみ |
画面 | 見やすさ重視 | デザイン性重視 |
サポート | 専用アプリでヘルプ機能充実 | 自分で設定や操作を覚える必要あり |
防水・耐衝撃 | 多くの機種で対応 | 機種により対応・非対応あり |
特に重要なのは画面の大きさと見やすさです。年齢とともに視力が低下するのは自然なことですから、小さな文字や細かいアイコンが見づらいと感じる方は多いでしょう。画面が大きく、文字も大きく表示できるスマホを選ぶことで、快適に使い続けることができます。
また、ワイモバイルショップでは実機を触って確認できるので、実際に手に取って操作感や重さを確かめてから購入するのがおすすめです。オンラインで購入するよりも、店舗で相談しながら選んだ方が後悔が少ないでしょう。店舗スタッフに「シニア向けのスマホを探している」と伝えれば、適切なアドバイスをもらえるはずです。
さらに、ワイモバイルでは定期的に端末の割引キャンペーンを実施しています。MNP乗り換え(他社からの番号そのままの乗り換え)なら、大幅な割引が適用されることも多いので、タイミングを見計らって購入するとさらにお得です。
シニア向け端末の主な割引キャンペーン
- MNP乗り換えで「かんたんスマホ4」が6,800円~
- MNP乗り換えで「らくらくスマートフォン a」が9,800円~
- MNP乗り換えで「AQUOS wish」が1円~
- オンラインストア限定の端末割引
このように、ワイモバイルではシニア世代に合わせた端末が豊富に用意されています。使いやすさと価格のバランスを考慮して、自分に合った端末を選ぶことが大切です。わからないことがあれば、ぜひショップスタッフに相談してみてくださいね。
ワイモバイルは60歳以上だとお得!通話料金割引と家族割の活用法解説 まとめ
本記事のポイントをまとめます。
- ワイモバイルの60歳以上通話ずーっと割引キャンペーンで通話料が永年1,100円割引される
- 完全かけ放題が月額880円で利用可能となり大手キャリアの半額以下である
- 以前あった60歳以上通話ずーっと無料キャンペーンは2021年2月17日で終了した
- 家族割引と併用すると月額1,958円でかけ放題付きのスマホが使える
- 全国4,000店舗以上の実店舗でサポートを受けられるのがシニア向けの魅力である
- 無料のスマホ教室があり初心者でも操作方法を学べる
- 割引は自動適用されないため60歳になったら自分で申し込み手続きが必要である
- 「シンプル2 S」は月額2,365円で4GBのデータ通信が可能である
- 「らくらくスマートフォンa」や「かんたんスマホ4」はシニア向け機能が充実している
- 「おうち割光セット(A)」と家族割引は併用できないので選択が必要である
- 家族の定義は血縁・婚姻関係のある家族と同住所に住む人まで広く含まれる
- PayPayカード支払いで月額187円の追加割引を受けられる
- UQモバイルも同様の60歳以上割引があるがサポート体制で選ぶとワイモバイルが優位
- ナビダイヤルや国際電話は通話定額の対象外となるので注意が必要
- ショップで実機を触って確認してから端末を選ぶことが推奨される