
ワイモバイルに乗り換えたら安くなると聞いて興味を持ったものの、ネット上では様々な意見があって迷っていませんか?
「ワイモバイルはやめたほうがいい」
「ワイモバイルの料金がおかしい」
「ワイモバイルに騙された」
などの口コミや評判を目にすることもあります。特に「ワイモバイルが急に高くなった」という声や「ワイモバイルの評判が悪い」という情報を見ると、本当に安いのか疑問に思うかもしれません。
実際のところ、ワイモバイルが高い理由や安い理由には明確な根拠があります。中には機種変更で思わぬ出費があったケースや、ahamoとの比較で後悔したという人もいます。
この記事では、ワイモバイルがなぜ安いのかや料金システムの仕組みから、評判・口コミの真相、お得に使うコツ、注意すべきポイントまで徹底解説します。あなたの状況に合った判断ができるよう、具体的な情報をお届けします。
この記事のポイント
- ワイモバイルが安い理由とサブブランド戦略の仕組み
- おうち割や家族割などの割引サービスの活用方法
- ワイモバイル関する悪い評判の真実
- ワイモバイルとahamoの比較ポイントと自分に合った選び方
ワイモバイルがなぜ安いのかを徹底解説!サブブランド戦略と料金設定の秘密

大手キャリアと比べて格段に安い料金設定が魅力のワイモバイル。でも「なぜそんなに安いの?」「何か裏があるんじゃ…」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。実はワイモバイルの安さには綿密な戦略が隠されています。
ここでは、ソフトバンクのサブブランド戦略から端末選定方針、さらに知っておくべき割引サービスまで、ワイモバイルが安く提供できる秘密に迫ります。一般ユーザーが知らない裏側の仕組みを理解して、より賢い選択をしていきましょう。
- ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドだから安く提供できる
- ワイモバイルは少し前の世代の機種を取り扱うことでコストを削減している
- おうち割や家族割を利用するとさらにワイモバイルの料金が安くなる
- 「ワイモバイルの料金がおかしい」という評判の理由
- 「ワイモバイルに騙された」という口コミの事実
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドだから安く提供できる

ワイモバイルが安い最大の理由は、ソフトバンクのサブブランドとして戦略的に展開されているからです。実はこれ、ファッション業界でいうところのセカンドライン戦略に似ています。デザインや品質は親ブランドに近いけれど、価格は抑えめというやつです。私も最初は「格安SIMなのにMNOって何?」と混乱しましたが、調べてみると納得の仕組みでした。
区分 | 特徴 | 代表例 |
---|---|---|
MNO | 自社で通信設備を持つ事業者 | ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル |
サブブランド | MNOが展開する格安ブランド | ワイモバイル、UQモバイル、ahamo、povo |
MVNO | MNOから回線を借りる事業者 | mineo、IIJmio、BIGLOBEモバイル |
ワイモバイルはソフトバンクと同じソフトバンク株式会社が運営するMNO(自社で通信設備を持つ事業者)です。よくある格安SIMのように回線を借りているわけではないんですね。でも、なぜ安いのでしょうか?それは次の戦略によるものです。
ワイモバイルが安い3つの理由
- ターゲット層の明確な差別化:ソフトバンクは大容量プランと最新端末で思う存分スマホを楽しみたい層、ワイモバイルは月々の費用を抑えつつ必要最低限の機能で満足する層と明確に分けています。
- 店舗運営の効率化:ソフトバンクショップと同じ場所でダブルネームの店舗を展開することで、立地の良さを活かしながら店舗拡大のコストを抑えています。
- プラン構成のシンプル化:プランをシンプル2 S/M/Lの3種類に絞ることで、運営管理コストを削減しています。
実際、ソフトバンクの代表取締役社長・宮内謙氏も「月々の費用を抑えつつ、少し前の世代の端末でメールやSNSだけ利用したいという顧客には、ワイモバイルが最適な選択肢」と明言しています。要するに、ソフトバンクが「プレミアムブランド」なら、ワイモバイルは「お手頃ブランド」というポジショニングなんですね。だから安くても品質は保証されている。この点は私も実際に使ってみて実感しています。
ワイモバイルは少し前の世代の機種を取り扱うことでコストを削減している

ワイモバイルが安い2つ目の理由は、取り扱う端末を絞っている点にあります。ソフトバンクでは最新のiPhone 16やGalaxy S24などハイエンドモデルが並ぶ一方、ワイモバイルでは少し前の世代の端末や、ミドルレンジのモデルが中心となっています。これ、実は非常に賢いコスト削減方法なんです。
コスト削減項目 | 具体的な内容 | 効果 |
---|---|---|
在庫リスクの低減 | 最新機種の高額在庫を持たない | 資金効率の改善 |
仕入れコストの削減 | 量産が進み単価が下がった機種を採用 | 端末価格の低減 |
サポートの効率化 | 端末の種類を絞ることで対応を簡素化 | 人件費の削減 |
実際、最新のハイスペックスマホって必要ないことが多いんです。SNSやメール、動画視聴程度なら2年前のモデルでも十分快適に使えます。そしてワイモバイルが在庫管理やサポートコストを削減できた分が、私たちユーザーの月額料金の安さに還元されているわけです。
ワイモバイルで購入できる主な端末
- iPhone:iPhone 16e、iPhone 15、iPhone 14、iPhone 13、iPhone SE(第3世代)など
- Android:Google Pixel 8a、Galaxy A25 5G、OPPO Reno11 A、OPPO A3 5G、moto g64y 5Gなど
ただし、注意点もあります。最新のiPhone 16 Proシリーズや高性能なAndroid端末を求める方には物足りないでしょう。とはいえ、Apple Storeで購入したiPhoneをワイモバイルのSIMで使うこともできるので、端末にこだわりたい方はそちらの選択肢も。個人的には、ミドルレンジのスマホでも日常使用では全く問題ないと感じています。結局、使う人の用途に合っているかどうかが一番大事なんですよね。
おうち割や家族割を利用するとさらにワイモバイルの料金が安くなる

ワイモバイルが本当にお得になるのは、各種割引サービスを活用したときです。実は基本料金だけを見ると他の格安SIMと比べて特別安いわけではありません。しかし、おうち割光セット(A)や家族割引を適用すると、一気に他社を圧倒する安さになるんです。私も最初は「割引なしだと高いんじゃ…」と思っていましたが、実際に計算してみると納得の結果でした。
プラン | 基本料金 | おうち割適用後 | おうち割+PayPayカード割 |
---|---|---|---|
シンプル2 S (4GB) | 2,365円 | 1,265円 | 1,078円 |
シンプル2 M (20GB) | 4,015円 | 2,365円 | 2,178円 |
シンプル2 L (30GB) | 5,115円 | 3,465円 | 3,278円 |
特におうち割光セット(A)は、自宅でソフトバンク光やソフトバンクAirを使っている方にとって大きなメリットです。プランに応じて毎月1,100円〜1,650円も割引されるんですから。家族割引も2回線目以降は1,100円引きになります。実際に私の知人は、4人家族全員がワイモバイルに乗り換えて、年間で6万円以上も通信費が安くなったと喜んでいました。
お得に利用するための3つの割引サービス
- おうち割光セット(A):ソフトバンク光やソフトバンクAirとセットで利用すると、プランに応じて毎月1,100円〜1,650円割引。最大10回線まで適用可能。
- 家族割引サービス:家族で複数回線契約すると、2回線目以降が1,100円割引。最大9回線まで適用可能。
- PayPayカード割:支払い方法をPayPayカードに設定すると、毎月187円割引。
ただし注意点もあります。おうち割と家族割は併用できません。また、家族割は2回線目以降のみ割引が適用され、主回線(1回線目)には適用されません。自分の環境に合わせて、どちらがお得になるか計算してみるといいでしょう。一般的には「おうち割+PayPayカード割」の組み合わせが最もお得になることが多いです。
ワイモバイルの「料金がおかしい」「騙された」という口コミ・評判の理由

ネット上で「ワイモバイルの料金がおかしい」「ワイモバイルに騙された」という声を見かけることがあります。実はこの評判には誤解と真実が混ざっています。主に以下の3つのケースが多いようです。
「おかしい」と感じるケース | 実際の状況 |
---|---|
広告の料金と実際の料金が違う | 割引適用後の最安値を広告に掲載しているため |
急に料金が高くなった | キャンペーン期間や増量オプションの無料期間終了など |
他社より高い | 店舗サポートや通信品質などのコストを含む |
まず広告表示について。例えば、ワイモバイルのCMや広告では「シンプル2 Sが月額1,078円〜」と表示されていますが、これはおうち割光セット(A)とPayPayカード割をすべて適用した場合の料金です。割引がない状態の基本料金は2,365円なので、「騙された」と感じる方もいるでしょう。
「料金がおかしい」と感じる主な理由
- キャンペーン終了:契約時の割引やデータ増量オプションの無料期間が終了し、突然料金が上がる
- 条件不足:おうち割適用のためにソフトバンク光が必要など、割引条件を満たしていない
- オプション追加:スマホ保証やセキュリティサービスなどが自動的に付いている
- データ追加料金:データ容量オーバーによる追加料金が発生
実際に私の友人も「初月は安かったのに、2ヶ月目から急に高くなった」と困惑していました。調べてみると、データ増量オプションの無料期間が終了したことが原因でした。こうした料金プランの仕組みを契約前にしっかり理解しておくことが重要です。一時的なキャンペーンではなく、長期的に支払う料金をベースに判断しましょう。
ワイモバイルはなぜ安いのに高いと言われるのか?メリット・デメリット解説

「安くて便利」と「思ったより高い」という相反する評価が混在するワイモバイル。なぜこんなに評価が分かれるのでしょうか?一人ひとりの利用状況や適用条件によって体験が大きく異なるのが実情です。
ここでは、様々な角度からワイモバイルの実態に迫り、あなたにとって本当に適切な選択肢かどうかを見極めるための視点をご紹介します。「評判が悪い」「やめたほうがいい」という声の真相から、料金の仕組み、競合サービスとの比較まで、中立的な立場で検証していきます。
- ワイモバイルの評判が悪いと言われる口コミはどこから来るのか
- 「ワイモバイルはやめたほうがいい」と知恵袋で言われる具体的な理由
- ワイモバイルが高いと感じる理由と「ワイモバイルが急に高くなった」という声の真相
- ワイモバイルが高い理由は店舗サポートや安定した通信品質にある実態
- ワイモバイルとahamoを比較した際の料金とサービス内容の違い
- ワイモバイルでの機種変更はお得なのか?知っておくべき注意点とコツ
ワイモバイルの評判が悪いと言われる口コミはどこから来るのか

ワイモバイルの評判が悪いという口コミの多くは、期待と現実のギャップから生まれています。実際に利用者のレビューを見ると、ポジティブな評価が多い一方で、いくつかの不満点が繰り返し挙げられています。私自身も契約を検討した際、こうした口コミに不安を感じた一人でした。
評判が悪い理由 | 口コミの例 | 実態 |
---|---|---|
料金の不透明さ | 「広告の料金と実際が違う」 | 割引適用後の料金を前面に出した広告表現 |
サポートの質 | 「カスタマーセンターに繋がらない」 | 混雑時は待ち時間が長いことがある |
店舗対応の格差 | 「店員の説明が不十分だった」 | 店舗によって対応品質にばらつきがある |
通信品質の不安定さ | 「建物内で電波が弱い」 | ソフトバンク回線特有の課題がある地域も |
特に目立つのが料金面での不満です。ワイモバイルの広告では割引適用後の最安値(月額1,078円〜)を強調していますが、実際にはおうち割や家族割などの適用条件を満たさないと、この料金にはなりません。この点は確かに誤解を招きやすいと感じます。
評判が悪くなりやすい3つのポイント
- 広告と実態のギャップ:広告では最安値を強調するが、実際には条件付きであることが小さく表記されている
- 電話サポートの混雑:特に平日夕方や週末は電話が繋がりにくい状況がある
- ソフトバンク回線の特性:建物内や山間部など、場所によっては電波が弱くなる場合がある
しかし、全体的に見れば悪い評判は少数派です。実際の利用者アンケートでは、料金の満足度が★8以上と回答した人が6割近くを占めています。特に大手キャリアからの乗り換え組は、月々の料金が半額以下になったケースも多く、高評価の傾向があります。
私の周りでも、「思ったより安くなった」「通信速度も問題ない」という声が多いですね。結局のところ、期待値のコントロールと事前の情報収集が重要なのだと感じます。ワイモバイルに限らず、どのサービスでも「こんなはずじゃなかった」と感じないためには、メリット・デメリットの両面を理解しておくことが大切です。
「ワイモバイルはやめたほうがいい」と知恵袋で言われる具体的な理由

知恵袋などの質問サイトで「ワイモバイルはやめたほうがいい」という回答を目にすることがあります。こうした意見は特定の利用シーンや条件においては的を射ている場合もあります。実際に私もこれらの意見を参考にしつつ、自分の利用状況と照らし合わせて判断しました。
「やめたほうがいい」と言われる理由 | 当てはまる人 | 代替案 |
---|---|---|
基本料金が他の格安SIMより高い | 割引条件を満たせない人 | LINEMO、ahamo、楽天モバイルなど |
大容量・無制限プランがない | 毎月30GBを超えて使う人 | 楽天モバイル、ahamoの大容量プラン |
最新機種の取り扱いが少ない | 最新ハイエンド機種を使いたい人 | 大手キャリア、またはSIMフリー端末購入 |
節約モードがない | データ消費を抑えたい人 | UQモバイル、mineo等の節約モード付き格安SIM |
特に知恵袋で多いのが「割引なしだと高い」という指摘です。確かにおうち割や家族割を適用できない場合、他の格安SIMの方が月額料金は安くなるケースが多いです。例えば4GBプランだと、ワイモバイルは2,365円ですが、LINEMOは3GBで990円、IIJmioは5GBで950円となっています。
ワイモバイルが向いていない4つのケース
- 一人暮らしでソフトバンク光を使っていない方:おうち割が適用できず、基本料金が割高に感じる
- データをたくさん使う方:最大でも40GB(増量オプション含む)までしかないため、無制限プランを求める方には不向き
- 最新スマホにこだわる方:iPhone 16 Proシリーズなど最新ハイエンドモデルの取り扱いがない
- 電波の弱いエリアに住んでいる方:ソフトバンク回線の電波が弱い地域では使いづらい場合がある
一方で、「やめたほうがいい」という意見が必ずしも正しいわけではありません。家族で複数回線使う場合や、ソフトバンク光を自宅で使っている場合は、むしろワイモバイルが最安値になる可能性が高いです。また、通信速度の安定性や店舗サポートの充実度を重視する方にとっては、少々高くても価値のあるサービスと言えるでしょう。
私自身、最初は知恵袋の意見に不安を感じましたが、自分の利用状況(家族4人で使用、自宅はソフトバンク光)を考慮した結果、ワイモバイルを選択して正解でした。結局のところ、一般論よりも自分の利用パターンに合っているかどうかが最も重要なポイントだと思います。
ワイモバイルが高いと感じる理由と「ワイモバイルが急に高くなった」という声の真相

「ワイモバイルが高い」「急に料金が上がった」という声の裏には、いくつかの共通したパターンがあります。実際、私の知人も「2ヶ月目から急に高くなった!」と驚いていました。その真相を掘り下げてみましょう。
高くなったと感じるケース | 実際の原因 | 対処法 |
---|---|---|
2ヶ月目から料金が上がった | 初月無料や日割り計算の終了 | 2ヶ月目以降の料金を契約時に確認 |
半年後に急に高くなった | キャンペーンや無料オプションの期間終了 | 無料期間をカレンダーに記録し、継続判断 |
思ったより請求額が高い | 基本料金以外のオプション料や端末代が加算 | 明細を確認し、不要オプションを解約 |
データ追加で高額請求 | データ容量超過による追加チャージ | データ残量を定期確認、増量オプション検討 |
最も多いのが、契約時のキャンペーンや無料オプション期間の終了です。例えば、データ増量オプション(月額550円)は契約から7ヶ月間無料ですが、8ヶ月目からは自動的に課金されます。こうした条件をしっかり把握していないと、「急に高くなった」と感じてしまうわけです。
「急に高くなった」と感じないための3つのポイント
- 契約時にキャンペーン終了後の料金を確認する:「今だけ」の特典がいつまで続くのか把握しておく
- 無料期間のあるオプションをカレンダーに記録する:データ増量オプションやセキュリティサービスなどの無料期間終了日を管理する
- 毎月の請求明細をチェックする:My Y!mobileで料金内訳を確認し、不要なオプションがないか見直す
また、ワイモバイルが「高い」と感じる原因の一つに、広告表現と実際の料金のギャップがあります。CMやポスターでは「シンプル2 Sが月額1,078円〜」と大きく表示されていますが、これはおうち割とPayPayカード割を適用した場合の最安値です。条件を満たさない場合は2,365円となり、倍以上の差があるのです。
私自身も契約時に「おうち割適用で〇〇円です」と案内され、その金額で計算していたところ、実際は条件を満たしていなかったため想定より高くなった経験があります。こうした誤解を避けるためにも、契約前に自分の状況で適用される割引を明確に確認することが大切です。
結局のところ、ワイモバイルが「高い」「安い」と感じるかどうかは、条件や比較対象によって大きく変わります。自分の利用状況に合わせて冷静に判断することが重要ですね。
ワイモバイルが高い理由は店舗サポートや安定した通信品質にある

ワイモバイルが他の格安SIMと比べて料金が高めに設定されている理由は、充実したサービス品質にコストがかかっているためです。特に以下の2点が大きなポイントとなっています。実際に使ってみると、この価格差の理由が納得できるケースが多いです。
高コスト要因 | 利用者メリット | コスト削減型MVNOとの違い |
---|---|---|
全国約2,600店舗の実店舗運営 | 困った時に対面サポートが受けられる | オンラインのみの運営が多い |
ソフトバンク回線の直接利用 | 安定した高速通信、混雑時も速度低下が少ない | 回線を借りるため混雑時に速度低下 |
通信設備の保守・整備 | 広いエリアでの安定した通信品質 | 自社設備を持たないため投資少 |
顧客サポート体制 | 電話・チャット・店舗でのサポート | サポート体制が限定的 |
特に全国に約2,600店舗を展開している実店舗網の維持には大きなコストがかかります。店舗の家賃や人件費、研修費用など、これらはすべて料金に反映されています。オンライン専用の格安SIMがこうしたコストをカットして安さを実現しているのとは対照的です。
ワイモバイルの高コスト構造と利用者メリット
- 実店舗運営コスト:家賃、人件費、店舗設備などの固定費がかかる反面、対面サポートを受けられる安心感がある
- 通信品質維持コスト:自社回線の整備・拡張費用がかかる反面、安定した通信速度を享受できる
- 広告・宣伝コスト:テレビCMなど大規模な広告展開にコストがかかる反面、認知度が高く信頼感がある
- ポイント還元・キャンペーンコスト:各種特典やポイント還元にコストがかかる反面、利用者は実質的な割引を受けられる
また、通信速度の安定性も重要なポイントです。MVNOの場合、お昼時や夕方の混雑時には通信速度が大幅に低下することがよくあります。実際、私も以前使っていたMVNOでは昼休みに1Mbpsを下回ることもありました。一方、ワイモバイルはソフトバンクと同じMNOなので、混雑時でも比較的安定した速度を維持できるのです。
この「安定感」には確かに価値があると感じています。例えば、オンライン会議やモバイル決済など、通信が途切れると困る場面では、少し高くても安定した通信品質を選ぶ方が賢明でしょう。ただし、基本的なWebブラウジングやSNS利用がメインで、昼時の速度低下も許容できるなら、より安い格安SIMも選択肢に入れて良いかもしれません。
ワイモバイルとahamoを比較した際の料金とサービス内容の違い

ワイモバイルとahamo(アハモ)は、大手キャリアのサブブランドとして人気の高い2つの選択肢です。両者には明確な特徴の違いがあり、自分の利用スタイルに合わせて選ぶことが重要です。私も両方を検討した経験から、その違いを詳しく解説します。
比較項目 | ワイモバイル | ahamo |
---|---|---|
運営会社 | ソフトバンク | NTTドコモ |
基本料金 | 4GB:2,365円 20GB:4,015円 30GB:5,115円 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
割引適用後最安 | 4GB:1,078円 20GB:2,178円 30GB:3,278円 | 割引なし |
かけ放題 | 10分かけ放題:880円 無制限:1,980円 | 5分かけ放題:0円(無料) 無制限:1,100円 |
データ繰越 | あり | なし |
店舗サポート | 全国約2,600店舗 | 基本的にオンラインのみ |
一目見て分かるのは、ahamoが単純な料金の安さで優位である点です。特に割引なしの場合、ワイモバイルの30GBが5,115円なのに対し、ahamoは2,970円と大きな差があります。さらにahamoは5分かけ放題が基本料金に含まれており、通話をよく使う方にもメリットがあります。
それぞれに向いているユーザータイプ
- ワイモバイルが向いている人:家族で複数回線利用する人、ソフトバンク光ユーザー、店舗サポートを重視する人、データ繰越機能を活用したい人
- ahamoが向いている人:単身者、大容量データを使う人、シンプルな料金体系を好む人、通話をよくする人、オンラインでの手続きに抵抗がない人
ただし、おうち割や家族割の適用条件を満たす場合は、ワイモバイルも十分に競争力があります。例えば、4人家族でソフトバンク光を使っている場合、ワイモバイルの20GBプランを家族全員で契約すると、1人あたり2,178円で利用可能。ahamoでは家族割がないため、4人とも2,970円のままです。
私自身の場合、単身でドコモ回線エリアに住んでいたため、シンプルにahamoを選びました。しかし、家族で契約する場合や、ソフトバンク回線の電波が強いエリアにお住まいの方は、ワイモバイルの方がトータルでお得になる可能性が高いです。
また、サポート面ではワイモバイルが圧倒的に充実しています。ahamoは基本的にオンラインのみのサポートであり、直接店舗で相談することはできません。スマホの設定に不安がある方や、トラブル時に対面でのサポートを求める方には、ワイモバイルの方が安心感があるでしょう。
ワイモバイルでの機種変更はお得なのか?知っておくべき注意点とコツ

ワイモバイルでの機種変更は、条件や手続き方法によって大きく費用が変わる可能性があります。私も機種変更を検討した際に調べたところ、いくつかの重要なポイントがあることに気づきました。特に知っておくべき注意点とお得に機種変更するコツをご紹介します。
機種変更方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
公式オンラインストア | 事務手数料無料、端末割引あり | 自分で設定する必要あり |
店舗での機種変更 | その場で設定してもらえる | 事務手数料3,850円、割引少なめ |
Apple Store等で購入 | 最新機種が手に入る | 割引がない、自分で設定必要 |
まず大原則として、機種変更は店舗よりもオンラインストアがお得です。店舗で機種変更すると3,850円の事務手数料がかかりますが、オンラインなら無料。さらに端末価格も店舗より安く設定されていることが多いです。例えば、Google Pixel 8aの場合、店舗では定価販売ですが、オンラインストアなら2万円程度安く購入できるケースもあります。
お得に機種変更するための5つのポイント
- オンラインストア限定セールを狙う:定期的に開催される端末セールでは、最大で数万円安く購入できる
- キャンペーン時期を見極める:年末年始や3月などの決算期、新機種発売時期は値引きが大きくなる傾向あり
- 下取りプログラムを活用する:使用中の端末を下取りに出すと最大数万円割引になることも
- 新トクするサポート(A)の条件を確認:48回払いで端末を購入し、25ヶ月目以降に返却すると残り支払いが不要になる
- 必要なプランやオプションを見直す:機種変更と同時にプラン見直しでトータルコスト削減も
また、ワイモバイルで購入できる端末には制限がある点も覚えておきましょう。最新のiPhone 16 Proシリーズやハイエンドのアンドロイド端末は取り扱いがありません。iPhone 16eやiPhone 15、Pixel 8aといったミドルレンジモデルが中心となります。最新ハイエンド機種が欲しい場合は、Apple Storeなどで端末のみ購入し、ワイモバイルのSIMを差し替えて使うという方法もあります。
私の場合、iPhone SEからPixel 8aに機種変更する際、店舗だと59,472円でしたが、オンラインストアのセール時に37,872円で購入できました。事務手数料の3,850円も節約できたので、合計で約2.5万円もお得になりました。手続きも想像以上に簡単だったので、少し手間をかけてもオンラインでの機種変更をおすすめします。
ただし注意点として、オンラインで機種変更した場合、端末の初期設定やデータ移行は自分で行う必要があります。スマホ設定に不安がある方は、多少高くても店舗での機種変更を選ぶのも一つの手でしょう。最終的には自分のスキルや優先順位(費用か手間か)で判断するのがベストです。
ワイモバイルはなぜ安い?その仕組みと悪い口コミ・評判の事実を解説 まとめ
本記事のポイントをまとめます。
- ワイモバイルが安いのはソフトバンクのサブブランド戦略によるものである
- 少し前の世代の機種に絞ることでコストを削減している
- おうち割光セット(A)適用で月額1,100円〜1,650円割引される
- 家族割引では2回線目以降から1,100円割引が適用される
- PayPayカード割を使えば毎月187円の割引が受けられる
- 割引条件を満たさない場合は他の格安SIMより高くなる
- 広告では最安値(割引適用後の料金)を強調しているため誤解を招きやすい
- データ増量オプションは7ヶ月間無料だが、8ヶ月目から課金が発生する
- 実店舗が全国約2,600店舗あり対面サポートが受けられる
- 安定した通信品質を維持するために一定のコストがかかっている
- ahamoと比較すると単純な料金の安さではahamoが優位である
- ahamoには家族割引がないため、家族で使う場合はワイモバイルが有利な場合が多い
- 機種変更は店舗より公式オンラインストアの方が事務手数料3,850円が無料になる
- 公式オンラインストア限定セールを狙うと端末を大幅割引で購入できる
- 最新ハイエンド端末はラインナップにないが、SIMフリー端末と組み合わせて使用可能